占いは観ようとすればするほど観えなくなる

今、私が大好きなサカナクションを聴きながら書いてますけど、

いやぁ、歌詞が普遍的でいいですねぇ・・

特に、ミュージックとか・・

 

 

蓮の花とか・・

共通するのは、どっちも救いの歌ですけど。

あれ?  

ほとんどの歌が人間(自分自身)に対しての救いの歌のような気がする・・

・・・

ま、いいか。

 

私も救われたいと思っていた時期がありました。

それは、占いをやり始めたころです。

離婚がきっかけで、五行易に手を出したのはいいのですが、なにせ中国占術は右も左もわからなかったので、まず基本的な概念を覚えるのに苦労しました。

 

陰陽、五行、八卦、十二支、六親、六神、暦・・

いろいろ覚えることが多くてまるで受験勉強さながらの過酷さでした(受験のときはそんなに勉強したことないけど)。

 

※占いに対しての愚痴はこれに書いてあります↓

占いやめようとしたけどやめさせてくれなかったんです・・(泣)

勉強の甲斐あって手計算で64卦出せるようになり、ようやくまともに占えるようになりました。

が、これはまだ序の口で五行易には細かなルールが多く、実際の占う事柄にあわせて対応させていくのが難しいのですよ。

 

それでも、何度か心が折れそうになったときは、モンハンに逃避して誤魔化しながら勉強をすすめていったのです。

モンハンは基本的にモンスターを狩って、手に入る素材で装備を作ります。

でも、装備が強いほどモンスターの貴重な素材が必要になってきます。

確率でいえば、一回狩るごとに3%とかです。

そうすると必然的に何度も狩りにいくことになりますよね?

最初のほうは楽しめるのですが、何十回も同じモンスターを狩りに行くのはだるくなってくるのです。

そこで、あまりにもレア素材が出ないときは、五行易で占ってから「吉」だった場合に行くようにしてました。

占いの勉強から逃げてモンハンをやっても、結局占っているわけですから、本末転倒なんですが・・

 

まあ、そんな感じでなんとか占いを続けていくと、ある事に気づいてきました。

 

ていうか・・

 

 

ルールなんてあってないようなものなんじゃね?(怒)

 

 

確かに基本的なルール(五行の相生相剋、十二支の相冲相合とか)は使うのですが、これは物理法則がないとこの世がなりたたないのと同じと考えてもらっても良いでしょう。

つまり、平たく言えば一回一回の占いの表現が違うのです。

これは、話し言葉と考えてもらってもいいです。

言葉を使うときには、いろんな言い方をしますよね?

普段話す場合は良いのですが、緊急時は大声になったり、ジェスチャーを交えたりするでしょう?

それと同じで、卦も伝え方が状況によって変わるのですよ。

なので、卦から正しく吉凶を導き出すには、柔軟性のある見方が必要になってきます。

マニュアル的な見方に慣れていると的中率がかなり下がるので要注意ですね。

的中率を上げていくのは、八卦五行十二支などの占いの土台の部分になる概念の深ーーーい理解が必要なのはわかっていただけたでしょうか?

 

なんか、今回の記事のタイトルとは違う感じで話が進んでますが・・

・・・タイトルは直感で決めてしまったのでこれから本題に入りたいと思います。

 

一つの卦にはたくさんの情報が出ています。

※私が五行易でどうやって占っているのかはコチラ↓

グーグルアドセンス審査に合格するか?の五行易占い①

 

その中から、占いたい事柄を選定して、具体的に吉凶を観ていくのですが、

 

細部にこだわりすぎると当たらなくなります

 

例えば、絵画を例にとってみればわかりやすいかと思いますが、

絵画を鑑賞するためには、適性距離があります。

離れすぎるとぼやけるし、近すぎると何を描いているかわからなくなりますよね。

まず、適性距離で観て何が描かれているかおおまかに把握してから、近づいて細部がどのように描いているかどうかを観ていくのが絵画鑑賞の流れだと思います。

 

絵画=卦と考えたらどうでしょう。

 

まず最初に行うべきことは、最適な距離で卦を観ることです。

そうすれば、卦がなにを伝えたいのか自ずとわかるようになります。

何を伝えたいのかわかるからこそ、細部を観て具体的に吉凶を判断できるようになるのです。

いきなり細部を近視眼的に観ようとするほど、卦が伝えたいことから外れていきます。

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