仙人っぽい存在との対話③(弦外の音を聴け)

前回の続きです。

日課の瞑想中に仙人っぽい存在をまたまた呼び出してみました。

仙「おはよう」

私「今日はちょっとおでこが長いですね」

仙「ん、そうか?今日のわしは知性に溢れているからのう」

私「何故です?」

仙「お前が良く本を読み知識を吸収しとるからじゃな」

仙「お前の現在の状態が、わしを通じて現れているのじゃ」

私「はあ、なんか申し訳ないです・・」

 

私「あの質問ですが、あなたを呼び出す秘訣とはなんでしょうかね?」

仙「リラックスして、目を閉じ、視線を左上に向け、イメージを集中するのじゃよ」

仙「なれたら、別に他のことをやっていても、いつでも呼び出せるようになる」

私「なるほど、ながら運転みたいなものですかね」

 

そこに仙人の服に黄金に輝く 宝 文字が現れて・・

 

仙「ああ、いい文字じゃろう宝」

仙「マイフェイバリットな漢字じゃ」

私「マイフェイバリットって・・」

仙「あらゆる豊かさを実感したかったら、宝という漢字を思い浮かべよ」

私「なんか一方的だな・・・はい、参考にします」

 

仙「ところで・・」

仙「非(あら)ずの教えは実践しておるかな?」

私「もともと、毒舌で天邪鬼なんで、けっこうやれてます」

仙「良いことじゃな」

 

私「話はかわりますけど・・」

私「仙人という呼び名は、スピリチュアル系自己啓発本に良く使われているので、なるべく私としては使いたくないのですが・・」

仙「そうじゃな、ちょっと月並みじゃな。わしもあんまり好かん」

仙「ていうかそんな名称どうでも良いわ」

仙「おまえがすきなように決めたらええじゃろ」

私「じゃあ、近いうちに決めときます」

 

私「老荘思想は茫洋としてて実践するのは、一般的には難しいでしょうね」

仙「んー、そうかの?」

仙「お前が常々考えている、あらゆる事象を陰陽、五行、六親、十二支で抽象的にくくれば、意外と楽にできるとおもうがの」

仙「あとは、漢字の形そのものでくくる事かのう・・」

仙「で、そのあとに必ず 非(あら)ずをつければ、意味づけ自体が破壊されるじゃろ、その一瞬の感覚に真理が詰まっておるよ」

私「例えば、仙人に非ず、とかですか?」

仙「そうじゃ、わしという存在はそれに一番近い」

私「じゃあ、名前は非仙人ということでよろしいでしょうか?」

仙「わけがわからなくなるが、けっこう、けっこう」

私「じゃ、とりあえずそれで(笑)」

 

非仙「だいたい老荘思想を分析しても意味ないのじゃよ」

非仙「それらしい雰囲気に浸ってもあんまり得るものはない。ただのきっかけにすぎんよ」

私「そんなもんですかね」

非仙「文字の外側に重要なものがあると思わんか?」

私「うおー、かっこいい。弦外の音を聴けですね」

君よ弦外の音を聴け―ピアニストの息子に宛てた父の手紙

中古価格
¥1,980から
(2017/5/24 10:03時点)  Amazon

※オススメの名著です。ちなみに父からの手紙の受け手であるフー・ツォンはピアニストであり、いくつかCDも出してますよ。AppleMusicでも聴けます。

 

非仙「あと、お前が聴きながら瞑想しとる、ニューエイジミュージックがあるじゃろ?」

非仙「別にあんなもん聴かずとも、瞑想に集中できるじゃろ?。別にロックとかヒップホップなどでも全然かまいやせん」

非仙「お前がリラックス出来れば、別になんでもいいわけじゃ」

私「ほう、ほう、なるほどねー」

 

私「最後にもう一つ質問があります。運とはなんですか?」

非仙「お前がある出来事にあった場合に良い感情を抱くのが幸運で、悪い感情が不運じゃ」

非仙「こう言い変えてもよい」

非仙「お前がある経験をした場合に気(エネルギー)が強くなるのが幸運で、傷つくのが不運じゃ」

私「ありがとうございました」

 

君よ弦外の音を聴け―ピアニストの息子に宛てた父の手紙

中古価格
¥1,980から
(2017/5/24 10:36時点)  Amazon

 

 

次から仙人から非仙人に変えます・・・

コメントを残す