五行易占例:ある飲食店の風水(風火家人)

ある飲食店の経営者から、店舗の風水を見て欲しいとの依頼があり、風火家人から水火既済に変わる卦を得ました。

 

 

応爻に子孫があってお客さんの意味で、世爻も売上の意味の妻財があって、組み合わせは良いです。

子孫(しそん)

六親五類の一つ。我(本宮の八卦)が生じる五行なので自分が生み出すもの・好きなものを表す。子供、赤子、胎児、後輩、医師、治療者、生徒、軍人、動物、ペット、薬、治療、喜び、娯楽、市場、道路、晴れ、太陽、月、星などの意味がある。

 

月が火の五行で世爻の妻財を生じて売上は良さそうですが、六爻の兄弟卯木が独発して世爻を剋して良くありません。

兄弟(けいてい・きょうだい)

六親五類の一つ。我(本宮の八卦)と同じ五行なので自分と同じ立場を表す。そこから兄弟・友人・同僚・同級生・自我・ライバル・邪魔・競争などの意味になり、妻財を剋することから損・出費・盗難などの意味になる。

 

世爻は相談者で、白虎は病気や怪我の意味で、その面での損が出やすいです。

白虎(びゃっこ)

六獣(六神)の一つ。白虎は日干が庚辛の時に初爻に配置されるので、金の五行の象がある。意味は激しい・怒り・猛烈・残酷・武器・血液・病気・医療関係・暴力・死亡・悲しいなど。

 

六爻は屋根の意味があり空亡です。

変爻は父母で建物の意味で、月破で屋根が壊れているか欠けている可能性があります。

 

実際には卯年に鬱病になり、一年間ほど休業したそうです。

お店の西側の屋根が欠けており、室内は三角形に近い形をしています。

 

 

五行易の風水鑑定とは?

 

 

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