五行易占例:洗面台の水は止めて来たか?(水の用神)

これは私の例です。ある日外出したのですが、やや慌てて準備をしたので、洗面台を使った後に蛇口を閉めたかどうか心配になって占い、雷風恒水天需に変わる卦を得ました。

 

 

このような問いの場合、用神は何にするかの問題ですが、水として捉えるならストレートに水の五行を見ますし、六親なら生活用水の意味のある妻財を見ます。

水の五行で見るなら、父母亥水は日に合されて止まっている意味で、初爻の忌神が発動して父母子水と相合してこれも止まっている意味で、水道水は止まっています。

合住(ごうじゅう)

合絆、絆住ともいう。発動した爻に日辰・月建・他の動爻が合して動きを止めてしまうこと。合住されると動爻としての働きを忘れ合に夢中になってしまう。合している間は他の爻に作用出来ない。

 

妻財で見ても、丑土は発動して変爻と合していますし、六爻(外側、出口)の妻財は発動して変爻が空亡になっていますから、これも水が流れていないことになります。

合化(ごうか)

動爻が合に化す、すなわち発動して変爻と相合すること。自らの力を増大させるという意味にもなるが、自ら相合するので制限をかけるという意味にもなる。月日・他爻からの影響によって意味合いや働きが変わって来るので、一概に良いか悪いかは言えない。

 

結果ですが、夕方に家に帰ったら洗面台の水は流れていませんでした。

 

 

 

コメントを残す