五行的恋愛論

恋愛や夫婦関係で悩んでいる方は多いと思います。

 

相手あってのことですから、自分じゃどうしようもないこともありますよね。

 

これまで五行易でいろんな方々の恋愛を占ってきました。

 

これまでの占い例だと、まず相手の気持ちを知りたいという方は非常に多いです。

 

五行易でも相手の気持ちはバッチリ出ます。

 

基本的には十二支の相性で見ていきますが、もっとシンプルにすると五行の関係性になります。

 

子→水、丑→土、寅→木・・・などです。

 

例えば、あなたを表す場所に、子の十二支があると、五行は水になりますね。

 

相手を表す場所に寅の十二支があれば、五行は木になります。

 

水が生じるのが木になります。

 

この場合は相生関係となり、相性は良いとなりますが・・

出典 Wikipedia

実はここに落とし穴があるのです。

 

なぜか?

 

 

五行の関係性は一方通行だからです。

 

 

あなたは水で相手の木を生じます。

 

これは、あなたが相手を好きだということです。

 

木は読んで字のごとく、植物の木を表します。

 

そうすると、あなたの愛情(水)が木をすくすくと育てている状態になります。

 

あなたが一方的に愛情を与えていることになります。

 

付き合いはじめはそれでも良いでしょう、どんどんあなたが水を与えるので、相手はすくすく成長して強くなります。

 

ですが、付き合いが長くなってくると、おそらく相手に与えるだけの関係に疑問が出てきます。

 

「わたしはあなたにとってなんなの? あなたは何も返してくれない・・」と。

 

まさに一方的な関係です。

 

不満もあるでしょう。

 

でも、五行の関係性からいえばこれはしょうがないことです。

 

基本的に二人の関係性を占うと、どちらかが有利でどちらかが不利になります。

 

相生関係(相手を助ける)と相剋関係(相手を傷つける)になってしまうのです。

 

例えば、相生関係の場合は、一人が土、もう一人が火になると、火は土を生じるので、土が有利になります。

 

相剋関係の場合は、一人が金、もう一人が木になると、金が木を剋して、金が有利になります。

 

なんだか、気分が落ちるような事ばっかり言っていますが、そんなあなたに朗報があります。

 

 

安心してください、五行は固定的ではなく、変わっていきますよ。

 

 

占った時の五行は一時的なもので、五行(仮)ということですね。

 

五行易で占った場合、改善してから占った卦、しばらくたってから占った卦などは、基本的には五行が変わっていきます。

 

そうすると、ある時はあなたが水で相手が木、またある時はあなたが火で相手が木ということもありうるわけです。

 

そりゃそうです、五行なんて目に見えないものですから、占った情況によっていくらでも変わります。

 

重要なのは、相手との関係をうまく続けて行きたいのであれば、その五行の情報をうまく使って良くすることもできます。

 

ただし、本当に相手との縁が無い場合は改善は効きません。

 

それが、あなたにとって悪い縁の場合は、改善しても縁が切れる方向に効いていくのです。

 

縁が切れるというのは、相手に未練があった場合はあなたはつらいでしょう。

 

でも、それは短期的につらいだけで、長期的に見るとあなたにとって良い方向なのです。

 

その相手にはメリットがないので、別れたほうがよいということになります。

 

その時は諦める勇気も必要です。

 

無理して付き合っても意味がないのですから・・

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