十二支シリーズ『酉』の章

前回は『申』でした。

生まれ年の十二支で、相性を見る見方があります。

私は寅年ですが、寅は申から冲された上に剋されるということで、非常に相性が悪いといわれています。

でも、これまでの経験上、申年の人と相性が悪いとは思えなかったです(縁があるかどうかは別ですが)

生まれ年だけでは相性を見ても当たりません。

どちらかというと、生まれ日の十干と十二支のほうが重要です。

その点五行易では、相手の生年月日がわからなくとも、相性も縁も運も同時に判断出来るから便利です。

ただ、生まれ日支は五行易では参考にせず、生まれ年支を参考にします。

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十二支シリーズ『申』の章

前回は『未』でした。

なぜ、十二支を個別にいちいちブログで説明していくような、しち面倒くさいことをするかといえば、五行易には無くてはならない中心の言語だからであり、一つ一つの十二支を良く理解していなければ、具体的な物や事象に変換出来ないので、運の改善がピンポイントで出来なくなるからです。

例えば、未の場合は午と相合関係ですね。

未は午が月破で傷ついている場合に良く改善で使います。

未の相合で月破の傷を治して、土は水を剋するので、水の五行から午を守る作用があるのです。

 

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十二支シリーズ『未』の章

前回は、『午』の十二支でした。

午は同じ火の五行である巳に比べて、わかりやすいです。

金の五行が強くても、午火が単独で動爻になれば、そのまま金を剋して、凶になりやすいです。

巳火は金の長生(良い意味)の十二運なので、矛盾が生じて吉凶の判断が難しくなります。

また、土が弱くて午火が単独で動爻になれば、そのまま土を生じるということで、吉になります。

巳火は土の絶(悪い意味)の十二運なので、矛盾が生じて吉凶の判断が難しくなります。

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十二支シリーズ『巳』の章

前回は『辰』でした。

辰は水と土の墓という特殊スキルを持っています。

他の土の十二支は一つの五行しか、墓に入れられないのにも関わらずです。

まあ、土の十二支は四つしかありませんから、一つの五行が余ってしまうので、先人は迷ったのだと思います。

でも、辰は神獣ですから、スペシャルということで、無理矢理それに当てはめたのでしょう。

こんな御都合主義の理屈を使っても、易占は当たるから不思議です。

この世はどうなってるのでしょうか?

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十二支シリーズ『辰』の章

前回は純粋な木の五行である『卯』でした。

あまり関係ない話ですが、ipad pro でブログを作るようになって、超絶楽になりました。

上の画像なんて30分もかからずに作れちゃいます。

美大の学生だった頃なんかMacのドローイングソフトなんてめちゃくちゃ高額だし、リアルで描こうと思うと画材も高いし、手間も掛かりますから、良い時代になったものです。

でも、手軽に上手く描けるようになった分、昔以上にセンスが問われる時代になったので、クリエイティブ関係の仕事は大変だと思いますが。

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十二支シリーズ 『寅』の章

前回は『丑』の十二支でした。

土の十二支は全部で四つあります。

基本的に各季節の最終月に配当されていますが、土の十二支だけに許された特殊能力があり、それが十二運である『墓』です。

丑は金の墓であり、金を収納したり、管理したり、奪ったり、夢中させたり、集めたり・・など、たくさんの意味合いを表現します。

五行易では良く使うので、覚えておきましょう。

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