五行易を10年以上使い込んだ占い師がわかりやすく解説する年運の見方

占い師の大黒天です。

前回の記事で、一年運を前もって占っておくことをオススメしました。

今回は私の一年運を例にとってお話していきたいと思います。ちょっと難しいですが、おおまかなポイントだけでもわかってもらえたらうれしいです。

 

三枚のコインを六回振って立卦した卦がこちらになります。

子(水)月甲戌(土)日

空亡:申酉   相冲:午辰  相合:丑卯

  • 玄武   兄弟巳火 ’ 応     6
  • 白虎   子孫未土 ”       5
  • とう蛇   妻財酉金 ○   →子孫戌土 4
  • 勾陳   兄弟午火 ” 世     3
  • 朱雀   子孫辰土 ’       2
  • 青竜   父母寅木 ”       1

離宮     火水未済    山水蒙

 

※わかりやすくするため、卦の右横にコインを振った順番が書かれています。また、中央にある  や’’ の記号はコインの裏面の数になります。  だったら裏面が一枚出たとなります。○は裏面三枚です。

 

まず、一年運で大事なのは自分自身が災いもなく健康に暮らせることなので、と書いてある場所を見ます。

 

は正式には世爻(せこう)といいまして、自分自身を表す場所になります。

 

基本的には、世爻と月日の関係で強さを見ていきます。

 

月日はおおもとのエネルギーなので、物事の吉凶を決めるほぼ絶対的な力を持つと思ってください。

 

月日が世爻に対する一方的な影響を見ていくわけです。

 

まず、月日に十二支がありますね?これは、占った月日を旧暦を見て出したものです(市販されている万年歴を見ればわかります)。12月(子)24日(戌)ですね。

 

月の場所に子の十二支がありますが、世爻の午(火の五行)と子(水の五行)の関係性を見ると、月に世爻が剋されています。

十二支シリーズ 『子』の章

 

※五行については、”いったい何が吉凶を決めているのでしょう?”の記事に書いてあるので読んでみてください。

 

月は水ですよね?対して世爻は火になります。

 

そうすると、火に水をかけられる感じで、世爻の火が弱くなります。

 

また、月の子は午と相冲関係となり、世爻の午は月破(げっぱ)となります。

 

月破というのは、月からの影響で破れるという意味で、エネルギーが壊されることをいいます。

 

月の五行は水で、十二支が子なので、世爻は剋されて月破になり、ダブルで月からマイナスのエネルギーを受けているということになります。

 

そして、日の影響も見てみると、日には戌があります。

十二支シリーズ『戌』の章

 

戌の五行は土です。

 

世爻の火に対しては直接の影響がありませんが、助けにもなりません。

 

そうすると、世爻は月に剋されただけとなり、私はこの一年は健康運が悪くなるということです。

 

一年を振り返ってみると、まず心臓の動悸があり眠れないこともあり、精神的に不安定で思い悩むことが多かったです。

 

午火は心臓の意味もありますので、水に剋されると「心臓に不調がでるよ」と卦が教えてくれているのです。

十二支シリーズ『午』の章

 

また、火の五行は楽しい感情もあらわすので、悩みが多くあまり楽しくない一年だったと思います。

 

 

でもこれは、あらかじめ運気を改善しての結果なのです。改善していなければもっと酷い状態になっていたかもしれません。

 

 

では、運気を改善した方法を知りたい人もいると思うので説明します。

 

子(水)月甲戌(土)日

空亡:申酉   相冲:午辰  相合:丑卯

  • 玄武   兄弟巳火 ’ 応     6
  • 白虎   子孫未土 ”       5
  • とう蛇   妻財酉金 ○   →子孫戌土 4
  • 勾陳   兄弟午火 ” 世     3
  • 朱雀   子孫辰土 ’       2
  • 青竜   父母寅木 ”       1

離宮     火水未済    山水蒙

 

世爻の兄弟午火が月破になっています。

 

そうすると、まずこの月破をなんとかしなければなりません。

 

この場合は午の相合(そうごう)関係である十二支を使います。

 

詳しいことは他のサイトを見てもらえばわかりますが、相合関係は基本的には仲の良い十二支です。

 

引き寄せあい、かばい合う関係ということです。

 

午の場合は未の十二支が相合関係になります。

 

改善するためには、未を意味するものを何か使えばいいのです。

十二支シリーズ『未』の章

 

そうすると、未が午の月破という運気の傷を治すような働きをしますので、効果的なのです。

 

今回は世爻に絞って説明しましたが、その他の運気を見ていく場合は、金運は妻財を見て、仕事運は官鬼を見て・・・という流れで判断していきます。

年運を占う場合の注意点は、男性の場合に異性運を占う場合には、用神が妻財になります。

そうすると、金運と用神がかぶってしまうので、判断が難しくなります。

女性の場合も同様です。

官鬼は仕事運の意味がありますが、女性の場合には異性運を表します。

これも仕事運と異性運がかぶってしまい判断が難しくなります。

以上のような場合には、自分が気になっている方の運を表しやすいです。

 

年運は大まかにしか運気を見れません。

一つの卦でたくさんの運気を判断しなければならないからです。

基本的に判断出来る範囲としては、健康運・仕事運(男性運)・金運(女性運)・学習運・友人運ぐらいまでが限界です。

2件のコメント

  1. こんばんは。
    ただいま、大黒天さんのブログを最初から読み返しているのですが、
    ひとつひとつの記事に感動しまくっております。
    この記事はその中でもトップクラスに当たります。
    こんなに簡単に、明瞭に断易のやり方が説明されているサイトは今までどこにもありませんでした。
    今までの疑問はなんだったんだろう…と。
    本当にありがとうございます。
    これからも勉強がんばります。

    1. とっとさん、コメントありがとうございます。
      管理人の大黒天です。
      お役に立てたら光栄です。

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