えー、64卦シリーズが終わったばっかりですが、次のシリーズを書いて行きたいと思います。
五行易では、十二支の五行を使い、用神を中心とした相生相剋で吉凶を判断します。
しかし、五行の関係性だけみても限界があります。
相生と相剋と比和(同性五行)の組み合わせしかないからですね。
十二支自体の特徴である
相冲
相合
十二運
も良く見ていかないと、外れる確率が高くなってしまいます。
なので、このシリーズでは五行易で実際に使う十二支の意味を説明して行きます。
今回は
子(ね)
です。
子の五行はもちろん『水』で、『陽』の十二支になります。
相冲は『午』の十二支で、相合は『丑』です。
三合(会)局は『申子辰』です。
※三合局は簡単に言えば、子が強くなるように、周り(申、辰)が助けてくれることです。
で、必ず中心となる十二支(この場合は子)の五行(この場合は水)の長生と墓(この場合は申、辰)が揃うのが三合局です。
時間で表すと、子刻つまり『夜中の23時〜1時の間』です。
※ちなみに、五行易での日(日辰)の切り替わりは0時〜になりますので、占う場合は注意してください。
子月は『12月』です。
※西暦の12月ですが、少しズレます。
万年暦を見てもらえばわかります。
方角は『北』です。
季節は『冬』です。
※冬に対応する方局は『亥子丑』になります。
八卦に対応させれば、『坎』です。
動物は『ネズミ・ツバメ・コウモリ・魚類』です。
自然現象・物・場所などで表すと、『海・川・湖・泉・飲み物』などの意味になります。
色は『黒』です。
形は『球形・円形・流動性があるもの』を表します。
数字で表すと『1』です。
人体では、『耳・喉・腎臓・膀胱・腰・腹・胆嚢・血液』などを表します。
人物では、『子年生まれの人』です。
ここまで、各キーワードを羅列してきましたが、子は要するに水の五行の性質が元ですから、そこから連想して覚えていくのです。
各十二支の働き、性質、意味をキチンと理解していないと、物事の発生期(応期)も判断出来ませんし、運勢の改善にも使う機会が多いので、超重要な知識になるので、覚えておいて損は無いです。
「あるものはすべて使え!」
「周囲をつぶさに観察しろ!」
「想像力だ! 」
モンスターハンター:ワールド