五行易占例:ある女性の恋愛運(天山遯・独発)

ある30代の女性は気になる男性がいます。付き合えるかと占い、天山遯天風姤に変わる卦を得ました。

 

未月辛丑日 空亡ー辰巳

官鬼午火を用神とします。

用神は月の未土と相合して、少し強くなります。

合(ごう)

二つ以上の天干・地支同士が力を合わせること。和合・協力・融合・重複・接着・引き合うなどの意味を持つが、場合によっては、ありがた迷惑・邪魔・足を引っ張り合うなどの意味にもなる。干合・支合・三合(局)の種類があるが、五行易で使うのは支合と三合。

 

日は丑土で、助けになる五行ではありません。

世爻が独発し応爻を剋しています。

独発(どくはつ)

一つの爻のみ動爻になること。独発は重要な働きであり、用神に関係ない爻が独発したとしても無視できない。特に独発になった爻のエネルギーがどの爻に向かって行くかに注目する。相生相剋も見るが、冲と合・十二運(長生・病・墓・死・絶)も重要になる。また、占った事柄より別に重要なことが起きるのであれば、そちらを優先して表す働きもあるので油断できない。吉凶・応期・原因・性質・象意などを良く表す。五行易は独発や太過を上手く判断できないと、的中率は落ちてしまう。

 

相剋はアプローチで火の五行は喋る意味があり、四爻の官鬼には朱雀があり、これも火の五行で告白したいと思っていますが、回頭剋で告白出来ません。

相剋(そうこく)

剋には克(か)つ・制する・利用するなどの意味がある。五行間での相手の力を弱める関係のこと。木剋土・土剋水・水剋火・火剋金・金剋木の種類がある。もちろん、剋された側の五行は衰弱するが、剋す側の五行も消耗する。

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天山遯は逃げる意味があり、官鬼の回頭剋で絶の地に変わり、仮に告白したとしても上手く行かないでしょう。

絶(ぜつ)

十二運の一つ。吉凶や象意でも結構使う。絶の地に逢えば、五行のエネルギーが絶えることを表すので、基本的には良くない。絶える・落胆・通らない・止まる・無情・危険・終わり・別れる・消えるなどの意味がある。土の五行だけは一概には言えない。

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