前回は クセがすごい 十二支である『巳』でした。
五行易の判断でも迷う場合が多いです。
土を生じるクセに『絶』だし、金を剋するクセに『長生』ですから。
今回は
『午』
です。
午の五行は『火』で、『陽』の十二支になります。
相冲は『子』の十二支で、相合は『未』です。
三合(会)局は『寅午戌』です。
※寅木が十二運で長生で、戌土が火の墓です。
寅木が午火を生じて強め、戌土が火を墓に入れて、エネルギーを一ヶ所に集めて、より強くするような感じです。
時間で表すと、午刻つまり『11時〜13時の間』です。
※午前、午後の午です。要するに、一日の中で一番『陽』が強い時を表すのです。
午月はおおよそ『6月』です。
※日本の季節と若干違いますが、十二支を当てはめるとそうなります。
方角は『南』です。
※これはわかりやすいですね。南の方角は日照時間が長いし、地理的にも南のほうが暖かいです。
季節は『夏』です。
※夏に対応する方局は『巳午未』になります。正確にいえば『真夏』です。
この三つの十二支は、同じ季節のグループということで、五行易で判断すれば、同僚・同窓・同郷などの意味を表すことがあります。他の方局も同じです。
八卦に対応させれば、『離』です。
※離は火・太陽の意味があります。
動物は『馬・鹿・ロバ・蟻』などです。
具体的な自然現象・場所・物で表すと、『太陽・光・日照・ロウソク・電気・火を使う場所』などの意味になります。
色は『赤』です。
形は『三角形・円形』を表します。
数字で表すと『7』です。
※奇数は基本的には『陽』を表します。偶数は『陰』です。
人体では、『目・心臓・小腸・舌・お腹・胸・血液』などを表します。
※東洋医学で言えば、心・小腸系を表します。心系は心臓関連の働きであり、小腸系は血液を作る場所ということになっています。
人物では、『午年生まれの人』です。