五行易占例:デイトレードや暗号通貨投資でやっていけるか?(雷沢帰妹)

ある既婚者男性はデイトレードや暗号通貨を中心に投資をしています。現在は会社に勤めているのですが、これから投資一本で生計を立てていけるかを占い、雷沢帰妹雷天大壮に変わる卦を得ました

 

未月丁亥日 空亡ー午未

妻財卯木を用神とします。

用神は日の亥水から生じられて強いので良いです。

原神の子孫亥水は伏神で隠れていますが、日と一致して飛神である午火も空亡で、外に出やすくて良いです。

伏神(ふくじん)

卦に現れていない伏している爻のこと。卦に用神が無ければ、本宮(八純卦)から探し出さなければならない。原神・忌神・仇神も無い場合があるので、念のため全ての伏神を書き出したほうが良い。意外と吉凶に絡むことが多いためである。

飛神(ひじん)

得卦の上の出現している六親(父母・兄弟・子孫・妻財・官鬼)の総称。出現していないのが伏神。

 

ですから、現状はある程度利益を上げています。

しかし、妻財卯木は世爻を剋する五行なので、長期的視点から見れば良くないです。

世爻は相談者本人で月破となり、投資に関する判断力があまりありません。

月破(げっぱ)

月建の十二支から冲されて、爻の十二支の気が破られること。例えば、土の十二支同士なら同じ五行になるので影響は少し軽くなるが、月が申で爻が寅だった場合には、冲と剋が同時に発生するため二重に弱くなる。原神も同時に弱ければ、逆に弱くなりすぎて強くなる場合もある。

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独発して進神となるのですが、変爻は辰土で子孫亥水を剋して不利になります。

進神(しんじん)

卦中の動爻が同じ五行に変わり、十二支の運行順に変じること。動爻が勢いを増して行き発展する象。亥→子・寅→卯・巳→午・申→酉・丑→辰・辰→未・未→戌・戌→丑の八種類あるが、実際に卦中に出てくるのは寅→卯・申→酉・丑→辰・未→戌の四種類。

 

変卦も六冲卦に変わって、不安定な収入になりやすいです。

六冲卦(りくちゅうか・ろくちゅうか)

初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と六爻が全て相冲する卦のこと。八純卦+天雷无妄、雷天大壮。不安定・闘争・攻撃・喧嘩・迷う・分散・入れる・狙う・別れるなどの意味があるのであまり良くないが、訴訟・出産・近病・悪縁などには吉になりやすい。

 

以上のことから、投資一本でやるのは危険なので、会社に勤めたまま投資を続けることを勧めました。

 

 

 

 

 

 

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