新年早々(占い的にはまだ年が明けていませんが)、風邪を引いてしまいムカつくので、その卦を晒したいと思います。
それが、この卦です。
癸丑月 辛丑日 空亡 - 辰巳 子孫酉金 、、応 螣蛇 妻財亥水 、、 勾陳 兄弟丑土 、、 朱雀 兄弟辰土 、 世 青竜 父母巳火 官鬼寅木 ◯ 父母午火 玄武 妻財子水 ◯ 回頭剋 兄弟辰土 白虎 坤宮 地天泰(六合卦) 地山謙
風邪などの病気などを判断する場合は、自分の意味がある世爻を用神とします。
世爻は月日と同性五行(比和)で、 かなり強いので、そこまで酷くはならないです。
が、二爻に官鬼寅木があります。
木は世爻の土を剋する五行であり、これは忌神ですね。
月日から見れば、土は木を強めることは出来ないので、強くもないし弱くもないです。
が、動爻となっています。
動爻となれば、他の爻に対する影響力が強くなります。
なので、これは世爻を剋する力があるということです。
そして、六獣(六神)は玄武です。
玄武の性質は水なので、水関係(湿気・寒気・冷え)の意味を持ちます。
木の五行は風邪の意味で、玄武は冷えで、世爻を剋して冷えが身体に入って風邪になりました。
風邪と聞くと思い出す本があります。
野口整体の創始者である野口 晴哉が書いた
『風邪の効用』
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です。
※内容は詳しく述べませんが、野口整体の考え方は個人的に好きです。面白いので、読んでない方はぜひ。
話を戻しますが、忌神である官鬼寅木が発動(動爻)して世爻を剋して風邪になりました。
寅木を助ける五行は水です。
初爻に妻財子水が発動して、官鬼を生じて強めます。
忌神を生じるということは、妻財は仇神となります。
こうなると、卦には不利な動きが二つとなり、世爻には不利です。
そして、この卦は六合卦です。
六合卦の意味は、安定・引き合う・接着の意味があります。
新しくかかった病気に対しては凶です。
何故なら、病気が自分から離れづらいということになり、長引く暗示になります。
次は風邪の症状を見て行きましょう。
占った時の具体的な症状としては、とにかく鼻水が酷かったです。
これは、卦がどう表しているかというと、初爻に妻財子水が発動して、辰土に変わっています。
子水は水です。
辰土は水・土の墓です。
そして、辰土は世爻と同じ十二支であり、これは自分自身です。
水関係の墓ということは、水を管理している場所という意味になります。
土の五行は『鼻』を表します。
辰土は空亡ということで、水を留めて置けない→漏れる・出るということになります。
そうすれば、これは鼻水が酷く出るという意味になります。
ただし、これだけだと子水は初爻に発動しているので、鼻水と判断する理由が足りません。
妻財は二つあり、もう一つの妻財は五爻あります。
五爻は五感の爻位であり、これは顔という意味に捉えても良いです。
六獣(六神)には勾陳があります。
勾陳の意味は、滞る・溜まるなどの意味がありますが、土関連の意味もあるので、ここでは中央・真ん中です。
顔で真ん中の場所といえば、これは鼻を連想させます。
もう一度、世爻の辰土を見ます。
六爻(一番上)には子孫酉金があります。
六爻は一番外側の爻位であり、酉と辰は相合関係です。
金は肺・呼吸器系の意味があります。
相合の意味は『重なる』です。
そうすれば、意味が重なりますので、これも呼吸器系の不順を表しています。
今回は1月9日に占ったのですが、風邪は未だに治っていません。
しかし、この記事を書いているのは12日であり、12日は辰日で世爻の空亡が明けて強くなります。
そして、妻財子水は辰土に変わっていますので、辰土の空亡も明けます。
これは、辰土が実体化し、妻財子水を墓に入れることができ、その上剋して妻財の力が弱くなり動きを止めます。
忌神である官鬼寅木も原神(世爻を生じる五行)である父母午火に変わります。
ということは、14日の午日に治る可能性が高いです。
12日現在の状況は、鼻水はほとんど止まっています。
それに伴い、体のダルさもかなり取れて楽になって来ました。
今年は寒いですから 鼻水をかむことが ほんとうに多いです。
PLという新薬を ちょくちょく飲むことが多いです。
葛根湯も同時に飲みます。それでも朝は ゼロ度ですから 寒いというよりは冷たいです。朝が具合がよければ一日 具合がいいんですが・・・・。
大黒天さん お大事にされてください。
記事は難しいですが理解できる日をたのしみにして読ませていただきます。
アオさん、コメントありがとうございます。
風邪はずいぶん良くなりました。