前回は『申』でした。
生まれ年の十二支で、相性を見る見方があります。
私は寅年ですが、寅は申から冲された上に剋されるということで、非常に相性が悪いといわれています。
でも、これまでの経験上、申年の人と相性が悪いとは思えなかったです(縁があるかどうかは別ですが)
生まれ年だけでは相性を見ても当たりません。
どちらかというと、生まれ日の十干と十二支のほうが重要です。
その点五行易では、相手の生年月日がわからなくとも、相性も縁も運も同時に判断出来るから便利です。
ただ、生まれ日支は五行易では参考にせず、生まれ年支を参考にします。
今回は
『酉』
です。
申の五行は『金』で、『陰』の十二支になります。
相冲は『卯』の十二支で、相合は『辰』です。
三合(会)局は『巳酉丑』です。
時間で表すと、申刻つまり『17時〜19時の間』です。
酉月はおおよそ『9月』です。
方角は『西』です。
季節は『秋』です。
※秋に対応する方局は『申酉戌』になります。
八卦に対応させれば『兌』です。
動物は『鳥・鶏・鷹』などです。
具体的な自然・場所・物で表すと、『石・金属・刃物・骨・銅鏡・磁石・錠前・酒』などの意味になります。
色は『白』です。
形は『円形』を表します。
数字で表すと『9』です。
人体では、『呼吸器系・骨・歯・背中・大腸・腎臓・耳』などを表します。
酉の五行は金です。
金は硬い物であり、色は白です。
そういうことから、人体では歯・骨を表します。
また、東洋医学では、金は肺・大腸系を表します。
よって、上記のような意味になります。
五行易では、金の五行が空亡になれば、基本的には音を表すことが多いです。
人物では、『酉年生まれの人』です。