前回は純粋な木の五行である『卯』でした。
あまり関係ない話ですが、ipad pro でブログを作るようになって、超絶楽になりました。
上の画像なんて30分もかからずに作れちゃいます。
美大の学生だった頃なんかMacのドローイングソフトなんてめちゃくちゃ高額だし、リアルで描こうと思うと画材も高いし、手間も掛かりますから、良い時代になったものです。
でも、手軽に上手く描けるようになった分、昔以上にセンスが問われる時代になったので、クリエイティブ関係の仕事は大変だと思いますが。
今回は
『辰』
です。
辰の五行は『土』で、『陽』の十二支になります。
※十二運での墓は、丑・辰・未・戌の土の五行ですが、その中でも辰は水と土の五行の墓であり、二つの五行を自らの墓に収める力があるので、注意しましょう。
相冲は『戌』の十二支で、相合は『酉』です。
三合(会)局は『申子辰』です。
時間で表すと、辰刻つまり『朝の7時〜9時の間』です。
辰月はおおよそ『4月』です。
方角は『東南』です。
※正確に言えば、東寄りの東南です。要するに東東南ですね。
季節は『春』です。
※春に対応する方局は『寅卯辰』になります。つまり、2、3、4月です。要するに、春の終わりの時期であり、他の土の十二支も各季節の終わりを表しています。
八卦に対応させれば、『巽』です。
※巽の十二支は辰と巳ですね。しかし、巽の五行は木で五行が合っていません。ここは矛盾しているかもしれませんが、とりあえず割り切って覚えましょう。矛盾した理屈を上手く読み取っていくのが、五行易の醍醐味です。
動物は『竜・みずち・ミミズ』などです。
具体的な自然現象・場所・物で表すと、『水筒・磁器・医療関係・畑・水田・プール・温泉・池』などの意味になります。
※ちなみに、辰は水の墓であり、水=知恵 の意味があるので、知恵が入った物ということで、スマホやパソコンを表す場合もあります。
色は『黄色』です。
形は『四角い・平面・可塑性がある物』を表します。
数字で表すと『5』です。
人体では、『膀胱・腹・腰・膝・肩・背中・喉・首・胃袋・腎臓・皮膚』などを表します。
※他の十二支より意味が多めですが、これは辰が水・土の墓ということなので、情報量が増えるからです。まあ、実践では十二支だけで判断することはほとんどないです。爻位・六親・八卦などを参考にしながら、意味を絞り判断していくので、なんとなく覚えておいてください。何を捨てて何を拾うかが重要です。
人物では、『辰年生まれの人』です。