五行易占例:雨は降るか?(天気占・沢風大過)

ある日、天気予報を見たら午後に雨が降るとのことでした。予報通りに雨が降るかどうかを占い、沢風大過から雷風恒に変わる卦を得ました。

 

 

雨が降るか?なので、父母亥水を用神とします。

父母(ふぼ)

六親五類の一つ。我を生じ、我を守り、我を育ててくれるもの。父母・祖父母・おじ・おば・年長者・教師・天・地・土地・墓・建物全般・工事・乗り物全般・本・書類・手紙・情報・学校・会社・病院・布団・衣類・雨・雪・雨具・成績 などの意味がある。

 

父母亥水は月日の未土から剋されて弱いです。

原神である官鬼酉金が発動して父母を生じますが、父母自体が弱いので不利です。

原神(元神・げんしん)

用神を生じる十二支の爻のこと。強くて発動すれば用神を生じ強めるので基本的には吉。ただし、老齢での寿命占では発動すれば凶になりやすいとされる。なぜなら原神は霊魂の意味があり、動けば肉体から霊魂が離れると解釈できるため。

 

さらに退神となり、雨は降らないでしょう。

退神(たいじん)

卦中の動爻が同じ五行に変わり、十二支の逆行順に変じること。動爻の勢いが減り衰退する象。子→亥・卯→寅・午→巳・酉→申・辰→丑・未→辰・戌→未・丑→戌の八種類あるが、実際に卦中に出てくるのは卯→寅・酉→申・辰→丑・戌→未の四種類。

 

結果

申刻に曇ってきました。

酉刻に遠くで雷鳴が聞こえましたが、結局雨は降りませんでした。

 

noteテキスト感想

 

 

 

 

コメントを残す