青竜と痛みと快楽(六獣・六神)①

五行易には六神(六獣)の概念があります。

 

以前書いたダン・ケネディってどんな人?の卦を使って説明しますが、

癸卯(木)月 戊申(火)日   空亡 寅卯

  • 朱雀      妻財戌土’’
  • 青竜      官鬼申金×応→官鬼酉金
  • 玄武      子孫午火’
  • 白虎      子孫午火’’
  • とう蛇     妻財辰土○世→子孫巳火
  • 勾陳 父母子水 兄弟寅木’’

震(木)宮      雷水解   沢地萃

 

左側に青竜(せいりゅう)、朱雀(すざく)、勾陳(こうちん)、騰蛇(とうだ)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)とありますね。

上記の例でいうと、占った日は戊(つちのえ)申日になりますね。

この戊(つちのえ)というのは、いわゆる天干(てんかん)になりますが、占った日に何の天干がくるかで、卦に配置していきます。

この場合は戊申日なので、一番下の爻位に勾陳を配置します。

勾陳からスタートして、とう蛇、白虎・・と決まった順番で配置していき、一番上の六爻には朱雀がくるということです。

 

  • 甲乙日・・青竜 からスタート(一番下の初爻から)
  • 丙丁日・・朱雀 からスタート(一番下の初爻から)
  • 日・・勾陳 からスタート(一番下の初爻から)
  • 日・・とう蛇 からスタート(一番下の初爻から)
  • 庚辛日・・白虎 からスタート(一番下の初爻から)
  • 壬癸日・・玄武 からスタート(一番下の初爻から)

 

日の天干を見て、何の六神からスタートするかがわかれば、あとは順番に配置していくだけなので、そんなに難しくはないです(青竜、朱雀、勾陳、とう蛇、白虎、玄武の順)。

で、六神は実際の占いで、どのように使っていくか?ということですが、基本的には吉凶にはあまり関わりません。

あくまで副次的な意味になり、本卦の補足情報ですね。

では、以下に具体的な意味を述べます。

  • 青竜・・喜び、身分が高い、めでたい、優しい、痛い、痒い、快楽、依存 など
  • 朱雀・・書類、文書、手紙、情報、話す、口げんか、怒る、火事、訴訟 など
  • 勾陳・・不動産、土地、建築、事務室、役所、警察関係、素直、こぶ、転ぶ など
  • 騰蛇・・珍しい、驚く、意外、面倒くさい、不思議、曲がる、ねじれる、不安 など
  • 白虎・・激しい、猛烈、残酷、武器、血液、病気、医療関係、暴力、悲しい など
  • 玄武・・こっそり、隠れた、盗難、騙す、ずるい、賢い、汚い、湿気、邪気 など

 

これらの意味を、本卦の用神(ようじん)などに合わせて解釈していくわけです。

 

癸卯(木)月 戊申(火)日   空亡 寅卯

  • 朱雀      妻財戌土’’
  • 青竜      官鬼申金×応→官鬼酉金
  • 玄武      子孫午火’
  • 白虎      子孫午火’’
  • とう蛇     妻財辰土○世→子孫巳火
  • 勾陳 父母子水 兄弟寅木’’

震(木)宮      雷水解   沢地萃

 

例えば上記の卦では、五爻の官鬼申金青竜があります。

官鬼は有名な、偉いの意味があり、下から五番目の爻位は尊位(一番偉くて尊敬される)で、ここまでをみても、有名で偉い人というのはわかるのですが、その上六神に青竜があります。

青竜は身分が高いの意味があるので、もっとその意味を強め、もの凄く有名で尊敬を集める人になります。

実際、ダン・ケネディはダイレクトマーケティング界の巨匠であり、21世紀のナポレオン・ヒルとも呼ばれている人ですね。

とまあ、六神は卦を読み取る際、具体的な情報を導き出すのに非常に助けになるというのはわかってもらえましたか?

 

次回に続きます・・

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