ある女性は意中の男性と付き合えるかどうかを占い、火雷噬嗑の動爻なしの卦を得ました。
午月丙寅日 空亡ー戌亥
官鬼酉金を用神とします。
官鬼は月建の午火から剋されて弱いです。
日辰の寅木も金の五行の絶の地で助けがありません。
日辰(にっしん)
占った日の十二支のこと。日辰は卦の各爻に対しての主宰と言われる。主宰なのだから絶大な力を持つので、合起・合住・堤抜・暗動・日破・冲実・冲起・冲開・填実などの様々な作用を引き起こすことが出来る。
世爻は未土で原神になり、官鬼を生じて思いを寄せていますが、官鬼が弱くてダメです。
原神(元神・げんしん)
用神を生じる十二支の爻のこと。強くて発動すれば用神を生じ強めるので基本的には吉。ただし、老齢での寿命占では発動すれば凶になりやすいとされる。なぜなら原神は霊魂の意味があり、動けば肉体から霊魂が離れると解釈できるため。
応爻も相手の意味になって、兄弟寅木があってライバルがいる暗示です。
よって、付き合うことはできません。
結果
告白しましたが、彼女がいるとのことでした。