1月なのでそろそろ2019年の一年運が気になっている人はいるのでは?
なので、今回は年運を占う場合の注意点を書いて行くよ。
五行易を10年以上使い込んだ占い師がわかりやすく解説する年運の見方
例えば「2019年の年運はどうなるか?」と思い、コインを振ったり、アプリを使ったりしてこの乾為天という卦が出たとします。
五行易ですから、月と日の十二支を万年歴で確認します。
※万年歴を持ってない人はhttp://www.ajnet.ne.jp/diary/で確認して下さい。易爻アプリを使えば万年歴は要らないです。
このブログをアップしたのは、2019年1月6日ですから乙丑月癸卯日になります。
月(月建ともいう)の十二支は丑なので、五行は土ですね。
日(日辰ともいう)の十二支は卯なので、五行は木ですね。
まず、年運で大事なのは自分自身が無事かどうか?です。
そうすれば、一番上の爻にある父母戌土が用神となります。
戌土の五行は土です。
月は丑土であり、世爻は戌土です。
同じ五行なので、月は世爻の助けになり強くなります。
次に日を見ていきます。
日は卯木であり、土を剋する五行になり、世爻を剋して弱くします。
ということは、プラスとマイナスが一対一となり、強さが判別できません。
次に原神を見ていきます。
世爻が土ですから、生じる五行は火になります。
火の五行を卦の中から探せば、官鬼午火が四爻にあります。
これも月日の五行を見て強さを判別していきます。
月は土なので、火の五行に直接的な影響は与えられません。
日は木なので、火の五行を生じますから強くします。
なので、原神の官鬼午火はプラスのみとなり、世爻に良い影響を与えます。
次に忌神を見ていきます。
忌神は世爻を剋する五行なので、二爻の妻財寅木を見ます。
これも月日からの影響を見ます。
月は土なので影響はありません。
日は木なので、寅木と五行が同じで強くなります。
これで、月日からの影響はプラスのみになりますので、忌神も強いです。
仇神は初爻の子孫子水です。
月は土で、水を剋しますので当然弱くなります。
日は木で、水にはあまり影響はありません。
仇神は月からのマイナスの影響を受けただけとなり、弱くなります。
総合的に世爻の強さを見れば、世爻は月日からの影響は一対一、原神は強い、忌神も強い、仇神は弱いということで、世爻は強くも弱くもないです。
なので、自分自身は無事ということになります。
が、そうはいっても、世爻は日から剋されてますから、軽い病気や怪我はするかもしれません。
特に、乾為天は頭の意味で、世爻も頭の意味のある六爻にあります。
日は木の五行ですから、木は冷えや痛みを表し、頭痛や風邪をひく、頭の怪我をするかもしれません。
でも、この卦には動爻がないので、そこまで酷いことにはなりません。
次に金運を見ていきます。
金運を表す用神は妻財です。
六親五類と用神
卦を見ると、二爻に妻財があります。
妻財寅木は日と同じ五行で強いです。
なので、妻財は世爻の土を剋しますが、金運の場合には世爻を剋するのは問題ないです。
なので金運は良いことになります。
男性の場合には女性は妻財の意味も持ちます。
妻財寅木は強いし、二爻は家の爻位であり、これは家で妻が待っている暗示であり、悪くない組み合わせです。
ですが、妻財は世爻を剋しますので、少しうまく行かないことがありますが、大丈夫です。
次に仕事運を見ます。
官鬼午火は日に生じられて強いです。
そして、世爻の土を生じて仕事運は悪くありません。
女性の場合には官鬼が男性の意味を持ちますので、官鬼午火も見ます。
仕事運と同じで日に生じられて強くて、世爻を生じる五行であるために良い暗示です。
※まあ、この見方は外れる可能性もありますので、初心者のかたは問いを分けて別々で占った方が良いかもしれません。
とまあ、今回は非常に簡単に五行だけで説明しましたが、実際には十二支でも判断していきますから、もっと複雑になります。
でも、基本的には五行の相生相剋が一番の基本になりますので、良く覚えておいたほうがいいでしょう。
で、運気の改善の方法ですが、世爻が日に剋されていましたので、今回の場合には
火の五行
を使います。
火の五行の色は赤やピンクです。
平たく言えばラッキーカラーということです。
官鬼午火は四爻、世爻は六爻にありますので、有利なものはすべて外卦にあります。
なので、赤かピンクの上半身の服、つまり帽子、マフラー、ネクタイ、シャツ、トレーナー、下着(上半身)などを着ていれば良いのです。
爻位(こうい)の意味
また、他の運を上げたければ、その運の五行を強めるような服を着れば良いのです。
※各五行を強める色
・木の五行→青、緑、黒
・火の五行→赤、ピンク、青、緑
・土の五行→黄、赤、ピンク
・金の五行→白、シルバー、黄
・水の五行→黒、白、シルバー