前回は占いは倫理観が無いと書きましたが、
今回は倫理観を乗り越える方法を書いていきたいと思いますよ。
需要はあるかどうかわかりませんが・・(汗)
基本的にこのブログを読んでいるのは、占いに興味がある方が多いと思います。
まあ、大まかなジャンルとしては文(化)系ですね。
占いに興味がある方はどうしても、興味がある分野が似てきてしまうと考えています。
六親五類(りくしんごるい)占いを判別すると、子孫になります。
どうして子孫に属するのでしょうか?
子孫は災い、悩み、病気の意味のある官鬼を剋する(攻撃する、退治する)ことから、医者、薬、警察、カウンセラーなどの意味が出てきますね。
基本的には占いは相談者に悩みがあって、占いを使ってその悩みを解くというのが大前提ですから、子孫の意味になるわけです。
子孫に全体的な定義としては、楽しみ、楽になる、楽しさをもたらすもの となります。
他にも娯楽、文化、芸術、スピリチュアル、宗教の意味があるので、どうしても占いが好きという方は、興味を持つジャンルが子孫に属するものに偏りがちになります。
よくよく考えてみれば、私も若い頃に芸術を志して、瞑想、気功、整体、福祉を経験し、現在は占い師でずっと子孫関係の仕事をしていますので、結構偏ってるなぁ・・という自覚はあります。
なぜ、子孫の話を長々と説明するかというと、
実は文化系のほうが、道徳、哲学、宗教、福祉などの倫理的な教えに影響されやすいのです。
私は美大に通ってましたから、一般の方から見ると、さぞかし変な人種が集まっているのではないか、社会的な常識が通用しないところのではないか、というイメージがあるかもしれません。
しかし、よくよく考えてみてください。
常識を意識して理解していないと、常識は破れません。
なので、表面上はアーティスティック(破天荒)な雰囲気を出していても、実は非常に真面目で常識的な内面を持っている人が多かったです。
芸術は美の概念を拡張することで発展してきました。
美というのはあらゆるものに適応しますからジャンルは広いです。
美について考えるというのは、それにまつわる社会的な常識、倫理観について逆説的に考えざるを得なくなるので、結果的に倫理観が身についてしまい、それに縛られてしまうわけですね。
一見、倫理観を乗り越えるのに有効な方法だと思われていた芸術があまり効果的ではないと判明しました。
では、どうすれば乗り越えられるのか?
それは科学(サイエンス)に親しむことです。
続く・・