占いには倫理観など関係ない

占いを長いことやってきてわかったことがあります。

 

 

それは、五行易は倫理観(道徳観)など無いということです。

 

 

私の場合は陰陽五行を使った占いがメインなので、その経験からの答えですね。

周易やタロットは64卦の意味やカードの意味をみると、人間が生きる上での倫理観らしきものはあります。

 

が、五行易の場合は、十二支の五行の強さ弱さなどで吉凶を見ていきますが、これは運のエネルギーを表しており、それ自体に善悪の意味があるわけではないのです。

十二支の魔力

どんな人でも、どんな行為でも五行易ではそのエネルギーの状態を十二支の関係で表すだけです。

例えば、不倫をしている場合や犯罪まがいのことを行っている人の場合はある組み合わせのパターンによって卦は表現します。

また、非常に徳が高くて立派な人、慕われている人、大金持ちの人もあるパターンがあります。

 

ですが、卦の中はただの記号(十二支)の組み合わせです。

どんな人でも卦の中ではただの十二支のエネルギーに置き換わります。

どんな立派なことを占おうが、くだらないことを占おうが、ただの十二支の組み合わせです。

これまで占った中で一番くだらなかったことは、以前福祉の仕事をしていた時、自閉症の利用者さんの問題行動(野外にでると、ダッシュしてズボンを脱いでどこでも排便しようとする)を止めるという内容でした。

 

どんな問いでも内容に関係なく卦は答えてくれるのです。

卦に倫理観は無いと気づいた時に、私は救われました。

どんなに恵まれていない人でも恵まれている人でも、卦の中ではただの記号なのです。

いろんな人生があるでしょうが、どんな人にも卦の表現は平等です。

ちっぽけな倫理観などは気にせず、思いっきり現世を楽しんでみませんか?

 

まあ、あからさまな犯罪はダメだと思いますけど・・・(汗)

コメントを残す