前回、倫理観を乗り越える方法として、
科学(サイエンス)に親しむこと
と書きました。
これはどういうことかと言うと、最近私はAI(人工知能)に興味を持ち(SF的な意味では以前から興味を持ってましたが)、今月のオススメ本でも紹介した AI時代の人生戦略 を読みました。
それから最先端の科学を知りたくなり、NHKなどの科学番組(神の数式、サイエンスZEROなど)を集中的に観まくりました。
もちろん、文(化)系なので数式や方程式などは全然わかりませんが、映像で観ると何となく理解できるし、いろんな気づきがあり、その上わかりやすいので
絶対観たほうがいいです。
最先端の科学がここまで進んでいるのか?と今まで文系オンリーな話題にしか興味がなかった人は驚愕すること間違いなしでしょう。
サイエンスZEROの番組で抜群に理解できなかったのが、量子アニーリング方式で動いている量子コンピューターのD-Waveを説明している回でした。
でも、何かものスゴい話をしているような感覚にとらわれて、以前にも似たような経験をしたことを思い出しました。
それは、初めて五行易を習い始めた時の感覚です。
五行易の前にも占いの経験がありましたが、それは高校生の頃に美大入試の結果を知りたくてタロットを使ったぐらいです(その時はもちろん落ちました・・・合格するまで2年かかりましたたけど・・)。
なので、陰陽、五行、十二支、六親五類などの基礎理論をまったく知らずに学び始めたわけですから、そりゃあもう大変でした。
習っていても、何を言っているかまったくわからない状態だったのですが・・
美しいと思ったのです。
量子コンピューターの回はその感覚に似ていました。
私の思っていた常識とはまったくの別世界(未知の領域)が拡がっていくような・・
私が存在している世界、その常識を打ち砕く破壊力の前では、今の私のちっぽけな悩みなんかどうでも良くなってしまいます。
・・・
・・・
そうです。
これが、倫理観を乗り越える方法だったのです。
・・・ちょっと強引でしたか?(汗)
私の主観に左右されまくった方法ですが、めげずに下に流れをまとめてみました↓
- 科学(サイエンス)に親しむ
- 常識がふっ飛ぶ
- わけがわからないが美しいと思う
- この世界のことを自分はまだ何も知らないのだなと思う
- 最先端の科学でさえ、この世界がなぜ存在するかわからないのに、もともと定義があやふやな社会的な常識や倫理観などはどうでも良くなる
- 常識や倫理観からの解放
最後に、世界で初めて実用化した量子コンピューター(D-Wave)の原理は 量子アニーリング と呼ばれています。
この概念を初めて提唱した 西森秀稔教授 が書いた本が、
量子コンピュータが人工知能を加速する
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です。
量子アニーリングの原理がわかりやすく説明されているのでオススメです。
バリバリの文(化)系の私ですらなんとなくわかります(ほんとにわかったのかな?)