シリア攻撃による用神の考え方

さる4月14日(日本時間)に米軍によるシリア攻撃がありました。

4月13日にトランプ大統領がシリア攻撃を検討しているというニュースを見た私は、気になって「アメリカは本当にシリア攻撃するか?」と占いました。

 

普通、戦争の占いであれば勝負占いと同じなので、世爻と応爻の強さを見比べてどっちが勝つか判断します。

が、今回は「シリアを攻撃するか?」です。

そうすれば、用神は何を選べば良いのかという問題が出てきます。

 

私は普段、用神の選定を卦の動き(どこが一番特徴的か?)によって決めます。

上記の用神の選択にこだわらないということですね。

実際、用神は問う内容や自分の意識で変わってくるからです。

 

例えば、同僚との関係を占ったとします。

自分が同僚として認めていれば、普通は兄弟になりますが、認めていなくて赤の他人みたいに思っていれば、応爻が用神になったりします。

 

今回の卦に戻りましょう。

まず、卦の動きを見て行きます。

初爻の子孫卯木と三爻で世爻である兄弟亥水が動爻です。

卦に動爻があれば、そこに注目します。

良く見ると、子孫卯木の変爻は官鬼未土です。

兄弟亥水は子孫卯木に変わりました。

亥・卯・未とい木の三合局を形成しています。

十二支シリーズ『卯』の章

また、卯木は日の亥水から生を得て強いです。

三合局なのでもっと強くなり、卦中では最強の十二支となっていますね。

三合局には集合・連合・協力などの意味があります。

子孫が軍隊の意味があります。

そうすれば、この場合は連合軍です。

実際、イギリス、フランスはアメリカと協力しシリアを攻撃すると言っています。

そして、世爻ですが亥水であり、三合局の一角を担っています。

私は日本人ですので、これは日本の意味もあります。

実際、アメリカと日本は同盟関係にありますから、それも副次的に表したのでしょう。

 

それでは、本当にシリア攻撃するかどうかですが、軍隊の意味のある子孫が強くて、動爻で三合局になりました。

空亡や月破も無いです。

次にその強力な子孫卯木のエネルギーがどこに流れていくかを見ます。

木に剋される五行は土です。

そうすると、官鬼が子孫卯木に剋されます。

五爻は偉い・指導部・首都などの意味があります。

官鬼は政府も意味して、五爻の官鬼戌土はアサド政権です。

官鬼戌土は子孫卯木と相合関係(接着→狙う)と同時に相剋関係(攻撃する)です。

そうすれば、アメリカ軍はアサド政権の首都に実際に攻撃するということになります。

官鬼戌土は月破で、今回のミサイル攻撃によりある程度の施設が壊れるということです。

しかし、子孫卯木は官鬼戌土の相合(修復・保護)して、月破を解きます。

『剋して攻撃して起きながら、月破を相合して解く』これは矛盾した表現ですが、この意味は『ある程度の所でやめる』つまり、限定的な攻撃という意味になります。

 

この例からわかるように、用神を杓子定規に当てはめるのでは無くて、『どうして卦がこういう表現をしているのか?・何を表しているか?』と自問自答しながら卦を読み解いて行くのが、五行易の的中率を上げる重要なポイントになります。

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