前回は『寅』でした。
私は寅年生まれで空亡なので、故郷と実家とは縁がありません。
て言うか上京してから、実家は無くなっちゃいましたけどね(笑)
あ、悲惨な話ではありませんよ。
両親はまだ故郷で健在ですから。
今回は
『卯』
です。
卯の五行は『木』で、『陰』の十二支になります。
相冲は『酉』の十二支で、相合は『戌』です。
三合(会)局は『亥卯未』です。
※三合局で中心になるのは、いわゆる四方(東西南北)です。
四方が純粋な五行を持っているという考え方だからです。
十二運から見てもそうです。
木の帝旺は卯の十二支ですね。
また、季節でも春の五行は木ですが、木が一番旺盛になり強くなるのが、卯月だということです。
三支揃って三合局が成立すれば、この場合は木局になりますが、亥と未は木の五行にトランスフォーメーションします。
「そんなにコロコロ変わるわけないじゃん」という方もいらっしゃいますが、五行や十二支は目に見えないので、何とも言えません(汗)
私の五行易からの経験から言えば、木の五行(他の三合局も)に変化することはするのですが、元の性質は残したまま変わるような気がしています。
まあ、でも卦がフランクに表現するときもあるので、理論の整合性にこだわり過ぎると外れます。
だって、これ卜占ですよ。
時間で表すと、卯刻つまり『朝の5時〜7時の間』です。
卯月は『3月』です。
方角は『東』です。
季節は『春』です。
※春に対応する方局は『寅卯辰』になります。つまり、2、3、4月です。
八卦に対応させれば、『震』です。
動物は『ウサギ・狐・ハリネズミ・鶴』などです。
具体的な自然現象・場所・物で表すと、『草木・竹・森・木製品』などの意味になります。
色は『青・緑』です。
形は『細長い・棒状・円形』を表します。
数字で表すと『8』です。
人体では、『腰・肝臓・胆嚢・髪・大腸・直腸・歯』などを表します。
人物では、『卯年生まれの人』です。