五行易占例:ある女性の恋愛運(火沢睽・独発)

ある女性はある男性と先月から付き合っています。これからどうなるかを占い、火沢睽山地剥に変わる卦を得ました。

 

申月戊申日 空亡ー寅卯

男性の意味のある官鬼を用神とします。

官鬼巳火は再現して、月と相合していて少し強くなります。

しかし、日も申金で相合していますので、これはあまり良くありません。

合(ごう)

二つ以上の天干・地支同士が力を合わせること。和合・協力・融合・重複・接着・引き合うなどの意味を持つが、場合によっては、ありがた迷惑・邪魔・足を引っ張り合うなどの意味にもなる。干合・支合・三合(局)の種類があるが、五行易で使うのは支合と三合。

 

世爻が兄弟酉金で、月日の申金は同じ五行になります。

兄弟(けいてい・きょうだい)

六親五類の一つ。我(本宮の八卦)と同じ五行なので自分と同じ立場を表す。そこから兄弟・友人・同僚・同級生・自我・ライバル・邪魔・競争などの意味になり、妻財を剋することから損・出費・盗難などの意味になる。

 

同じ五行ですから、相談者と同じ女性と見れますので、この男性は非常にモテる男性です。

世爻が独発して、官鬼の原神である妻財卯木を冲して、空亡を解きつつ暗動させて、相談者は相手の気持ちを引くために非常に努力しています。

相冲(そうちゅう)

相衝(そうしょう)ともいう。十二支同士がに反対側に立って突き飛ばす意。衝突、攻撃、反発、闘争、解放などの意味がある。月建からの冲は爻にとって不利なことだけだが、日辰からの冲は有利なこともあるので注意が必要。

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応爻も彼氏の意味で、未土は妻財(お金)の墓ですから、相手はお金持ちです。

官鬼は日と相合してライバルに邪魔される暗示で、同時に世爻を剋する五行で相性が良くありません。

相剋(そうこく)

剋には克(か)つ・制する・利用するなどの意味がある。五行間での相手の力を弱める関係のこと。木剋土・土剋水・水剋火・火剋金・金剋木の種類がある。もちろん、剋された側の五行は衰弱するが、剋す側の五行も消耗する。

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世爻の兄弟が独発するのは、腹が立つ出来事が多いことで、あまり長続きはしないでしょう。

 

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