五行易的 ”火沢睽” の見方(64卦シリーズ-53)

前回の山澤損は、損して得取れ系の意味がありましたが、最初から損をするようなことをするのは、誰でもイヤな気持ちになるものです。

いくら最初に損失やミスが出たほうがいいからって、それを望んでいる人はまずいないと思います。

ですが、自分が望む望まないに関わらず、強制的にそういう流れになってしまうのが運命の恐ろしさです。

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五行易的 ”山澤損” の見方(64卦シリーズ-52)

いやぁ、前回の山天大畜は良い卦でしたね。

仕事運、金運、異性運、どれをとっても良い組み合わせだし・・

動爻が無ければ、家でくつろいでいる意味もあるから、安定度抜群だし・・

でも、何か物足りなんだよなぁ・・・・

あ、わかった!!

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五行易的 ”山天大畜” の見方(64卦シリーズ-51)

前回は外面を磨く意味のある山火賁でした。

内面に自信がない人は、外面を磨いても、本当の自信は得られません。

そんな場合は誰か尊敬する人、こんな人になりたいという人を探してください。

つまりロールモデルを見つけて、考え方、行動規範、趣味嗜好を真似してみるのです。

ただし、100%真似するのは無理です。

限界を感じたら、そんな自分を許して次に行きましょう。

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五行易的 ”山火賁” の見方(64卦シリーズ-50)

前回は不動の意味のある艮為山でしたね。

不動といえば、北斗の拳に出てくる南斗五車星の一人、山のフドウを思い出します。

山は動かないから山なのです。

案の定、山のフドウが動いたら、ラオウ軍にやられてしまいましたが・・・

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五行易的 ”艮為山” の見方(64卦シリーズ-49)

前回の地水師は軍団、師団の意味がありますが、その意味を深く理解するには、大人気の漫画の『キングダム』がオススメです。

どれだけ多人数を率いて、強大な敵を倒すことが大変かわかりますよ。

でも、秦王朝の歴史を見てもらえばわかりますが、本当に大変なのは敵を倒したあとの膨大なエネルギーをどう転化して、維持していくかどうかですけどね・・

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五行易的 ”地水師” の見方(64卦シリーズ-48)

前回は暗黒の意味のある地火明夷でしたが、暗黒と聞けば反射的にクトゥルフ神話を思い浮かべます。

昔、『暗黒教団の陰謀—輝くトラペゾヘドロン』というクトゥルフ神話を題材にしたゲームブックがありましたが、これがまた暗闇の中を明かりなしで歩くがごとく、選択肢を間違えれば即ゲームオーバーになるという、ゲームブックの歴史の中で最難関を誇る本でした。

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五行易的 ”地火明夷” の見方(64卦シリーズ-47)

前回は、宴会という意味がある雷火豊でした。

現代風に置き換えれば、夜にお酒を飲みながら、音楽を鳴らし、みんなで騒ぐ象ということで、EDMやクラブやレイブを想像させます。

レイブの語源というのは、みなさんご存知でしょうか?

ロンドンのジャマイカ系移民の俗語で「自分に嘘をついて無理矢理盛り上がる会合」を意味しているそうです・・・

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五行易的 ”雷火豊” の見方(64卦シリーズ-46)

前回の澤火革は、革命を連想させる卦でした。

革命的な歴史上の人物といえば、チェ・ゲバラ、項羽、ラヴクラフト、モディリアーニなどを思い浮かびます(偏ってる?)。

いずれも各分野で多大な功績があった人々ですが、最後は不・・・

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五行易的 ”澤火革” の見方(64卦シリーズ-45)

前回の水火既済みたいに、世爻の六親の兄弟があるときは少しガッカリします。

何故なら、世爻の兄弟があるということは、我が強くなりやすく、独りよがりになりやすく、仕事運、金運、異性運が悪くなるのです。

そんなとき私は一人で本を読んだり、音楽を聴いたりして思考、想像の世界に逃げ込みます。

仕事運、金運、異性運は外の世界のことなので、自分の思考、想像の世界とは関係ないからですね。

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五行易的 ”水火既済” の見方(64卦シリーズ-44)

前回の水雷屯でやっと四大難卦が終わりました。

周易では、もちろん良くない意味ですが、五行易的に見てもあまり良くない意味が多かったですね・・(汗)

しかし、占う内容によっても、解釈の仕方が変わってきますから、四大難卦だからって杓子定規に凶と決め付けるのは外れる要因になりますので、注意したいですね。

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