五行易をある程度理解しているみなさんなら分かるかと思いますが、応期(物事の発生時期)を当てるのは至難の技です。
なぜなら、応期のルール自体が非常に多いからですね。
とりあえず、私の note テキストから応期のルールを転載します。
・用神が月破や動爻や暗動の場合→実(用神の地支)か合(用神と相合する地支)
・用神が静爻の場合→実か冲(用神と相冲する地支)
・用神が静爻で原神が発動している場合→原神の地支か原神と相合する地支
・用神が墓に入っている場合→用神を冲する地支か墓を冲する地支
・用神が回頭生の場合→実か合、変爻の地支
・用神が回頭剋の場合→実か合、変爻を冲する地支(凶の場合は変爻の地支)
・用神、忌神、原神が空亡の場合→実か冲
・用神が強すぎる場合(太過・たいか)→吉の場合は用神の墓の地支。凶の場合は長生、原神の地支
・用神が強すぎて凶の場合→長生、原神の地支
・忌神が強すぎる場合→忌神が剋される地支、忌神の墓の地支
・用神が弱かったり、絶の地支に逢う場合→吉なら長生の地支、原神の地支。凶なら用神の墓の地支、相冲する地支
・用神が相合した場合→用神と相冲する地支、用神と相合する地支を冲する地支
・用神が忌神に剋された場合→吉なら忌神が剋される地支、冲される地支
・用神が進神→実か合
・用神が退陣→変爻の地支、変爻と相冲する地支
・用神が伏神→実か冲、飛神が冲される地支
どうでしょうか?
かなりの量ですね・・
「こんなの、選択肢が多くて当たるわけねーじゃん」
と思われるのももっともだと思います。
だって、
私でもビッタリ当てるのはなかなか難しいですから。
※今回はみなさんのご要望にお答えして、応期(おうき)の詳細についてテキストを書きました。占い例は20以上あり、投資関連(株価など)の細かい応期の見方についても書いてあるので参考になると思います。でも恋愛、結婚系の応期は書いてません・・(汗)だって応期のルール自体は同じですから。基礎を理解することの方が重要です。物も金も人も全部同じに容赦なく表現するのが五行易なので(笑)。まあ、その辺のことは、新しいテキストに書いていこうかと思ってます。