前回までのタイトルは仙人っぽい存在との対話でしたが、めでたく非仙人と呼ぶことになったので、タイトルをリニューアルしました。
ある日の瞑想中・・
私「はあ・・」
非仙人「どうしたのじゃ?」
私「いや、早朝に嫌な夢を見ちゃって、気分が重いのです・・」
非仙「ほう」
私「嫌な夢を見たら、いつも五行易で占ってみるのですが、結果もあんまり良くなくて・・・」
非仙「どんなふうによくないのじゃ?」
乙巳(火)月 癸丑(土)日 空亡 寅卯
- 白虎 兄弟未土’’
- とう蛇 子孫酉金○世 退陣 子孫申金
- 勾陳 妻財亥水’
- 朱雀 官鬼辰土’
- 青竜 官鬼寅木 ’ 応
- 玄武 妻財子水’
坤(土)宮 沢天夬 雷天大壮
世爻(せこう)は自分を意味します。
世爻に子孫(しそん)があり、楽しいの意味がありますが、退陣(たいじん)となって弱くなり、楽しくなくなるのです。
※退陣・・十二支が逆順になり、弱くなる、去るの意味がある。反対の意味は進神(しんじん)。
私「今日はあんまり気分が上がらないとの結果で、ブログもいいネタが思いつかないわけです」
非仙「おめでとう」
私「は?」
非仙「その落ちる感覚はよき感じじゃな」
私「どうして?」
非仙「タオに近い感覚だからじゃよ」
非仙「前に無力になれば、タオをコントロールできると言ったな」
私「ええ、ブログにも書きましたが、具体性に欠けてよくわからなった思い出があります」
非仙「その無力の状態に近いということじゃ」
非仙「ポジティブな状態だけでは、タオをコントロールできん」
私「森田健のいうハンドルを手放せですかね」
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※仙人的な考え方がわかる良著です
非仙「少し近いが、違うのう。ハンドルを放しながら、掴む感覚じゃな」
私「あの・・矛盾していて全然わからないのですが・・」
非仙「そうじゃのう、言葉だけでは伝えるのは限界があるから難しいがの」
ふいに 儚 の漢字が現れて・・
非仙「今のお前の状態じゃな」
私「そうですね・・」
・・・
非仙「お前が今思っている意味とは違う」
私「え?」
非仙「暗くて曖昧模糊として先が良く見えない・・つまり儚という意味なのだよ」
非仙「つまり何者でもあり、何者でもないという状態・・それが自由ということじゃ」
私「うーん、もう禅問答っぽすぎてわかりません・・」
非仙「まあ、よい」
非仙「ようするに、今お前は儚という気分が落ちる状態におる。それは、タオからすると良きことなのじゃ」
非仙「自分の意思で無理やり気分を上げないようにした方がよい。その楽しくない感覚を大事にせよ」
非仙「今、お前は存在の際(キワ)におる、それを自覚するだけでよい」
私「はあ・・わかりました」
追伸:最後に仙人的な気分を味わえる私の大好きな曲を紹介しときます。
一曲目は電気グルーヴの曲で、TV東京のドラマである怪奇恋愛作戦のエンディングテーマで使われていました。ドラマもおもしろいので観てください。驚愕の展開が待ってます(若干グロい描写もありますが)。
2曲目は前に↓紹介した石野卓球のアルバムである「LUNATIQUE」の収録曲になります。
この曲の良さがわかるようになれば、仙人の世界が理解出来るようになるかもしれません。
保障はしませんが・・・(汗)