非仙人との対話①(儚)

前回までのタイトルは仙人っぽい存在との対話でしたが、めでたく非仙人と呼ぶことになったので、タイトルをリニューアルしました。

ある日の瞑想中・・

 

私「はあ・・」

非仙人「どうしたのじゃ?」

私「いや、早朝に嫌な夢を見ちゃって、気分が重いのです・・」

非仙「ほう」

 

私「嫌な夢を見たら、いつも五行易で占ってみるのですが、結果もあんまり良くなくて・・・」

非仙「どんなふうによくないのじゃ?」

 

乙巳(火)月 癸丑(土)日  空亡 寅卯

  • 白虎   兄弟未土’’
  • とう蛇  子孫酉金○世 退陣 子孫申金
  • 勾陳   妻財亥水’
  • 朱雀   官鬼辰土’
  • 青竜         官鬼寅木 ’ 応
  • 玄武   妻財子水’

坤(土)宮    沢天夬   雷天大壮

爻(せこう)は自分を意味します。

世爻に子孫(しそん)があり、楽しいの意味がありますが、退陣(たいじん)となって弱くなり、楽しくなくなるのです。

※退陣・・十二支が逆順になり、弱くなる、去るの意味がある。反対の意味は進神(しんじん)。

 

私「今日はあんまり気分が上がらないとの結果で、ブログもいいネタが思いつかないわけです」

 

 

非仙「おめでとう」

 

私「は?」

 

非仙「その落ちる感覚はよき感じじゃな」

私「どうして?」

非仙「タオに近い感覚だからじゃよ」

 

非仙「に無力になれば、タオをコントロールできると言ったな」

私「ええ、ブログにも書きましたが、具体性に欠けてよくわからなった思い出があります」

非仙「その無力の状態に近いということじゃ」

非仙「ポジティブな状態だけでは、タオをコントロールできん」

 

私「森田健のいうハンドルを手放せですかね」

ハンドルを手放せ (講談社 α文庫)

中古価格
¥100から
(2017/5/26 10:30時点)  Amazon

※仙人的な考え方がわかる良著です

 

非仙「少し近いが、違うのう。ハンドルを放しながら、掴む感覚じゃな」

私「あの・・矛盾していて全然わからないのですが・・」

非仙「そうじゃのう、言葉だけでは伝えるのは限界があるから難しいがの」

 

ふいに  の漢字が現れて・・

 

非仙「今のお前の状態じゃな」

私「そうですね・・」

・・・

 

非仙「お前が今思っている意味とは違う」

私「え?」

非仙「暗くて曖昧模糊として先が良く見えない・・つまり儚という意味なのだよ」

非仙「つまり何者でもあり、何者でもないという状態・・それが自由ということじゃ」

私「うーん、もう禅問答っぽすぎてわかりません・・」

 

非仙「まあ、よい」

非仙「ようするに、今お前は儚という気分が落ちる状態におる。それは、タオからすると良きことなのじゃ」

非仙「自分の意思で無理やり気分を上げないようにした方がよい。その楽しくない感覚を大事にせよ」

非仙「今、お前は存在の際(キワ)におる、それを自覚するだけでよい」

私「はあ・・わかりました」

 

 

追伸:最後に仙人的な気分を味わえる私の大好きな曲を紹介しときます。

一曲目は電気グルーヴの曲で、TV東京のドラマである怪奇恋愛作戦のエンディングテーマで使われていました。ドラマもおもしろいので観てください。驚愕の展開が待ってます(若干グロい描写もありますが)。

2曲目は前に↓紹介した石野卓球のアルバムである「LUNATIQUE」の収録曲になります。

LUNATIQUE(石野卓球)と久米仙人

この曲の良さがわかるようになれば、仙人の世界が理解出来るようになるかもしれません。

保障はしませんが・・・(汗)

コメントを残す