断易精義を読み解く⑦

今回も断易精義の占例です。

 

占例61

意訳

世爻が空亡だが、月建の戌土と相合し、日辰の亥水の長生に当たり、更に応爻の子水の財爻が独発して、世爻を生じて万福の吉祥なり。二年後の卯年に巨万の利益を得る。日月動爻の生合に逢えば空亡とせず、また子水と卯木は刑に当たるも生じられる場合には刑しない。

妻財を用神とします。

妻財子水は月から剋されていますが、日からの助けがあります。

独発して世爻を生じるのはかなり良い形です。

子水が空亡に変わり、世爻も空亡なので、空亡が明ける卯年に巨万の利益を得ました。

月日と動爻に助けられれば空亡ではないとあります。

これは空亡でないわけではなく、妻財子水が日に助けられて根があるので、今現在は仮の空亡という事です。

仮に弱ければ真の空亡となり、空亡が明けたとしてもお金は入って来ません。

なので、この場合はすぐにはお金は入って来ないことを表しています。

終身の財運なので、応期は年単位で取ります。

占時は丑年なので、一番近い空亡の明ける地支は卯年です。

卯年になれば妻財の変爻と世爻の空亡が明けますので、財が実体化して巨万の利益を得ることが出来たのです。

 

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3件のコメント

  1. 質問で恐縮ですが、「独発した妻財が死の地に変わってしまい、財運は良くない」とみてはいけないのはなぜでしょうか?

    1. その見方もありますが、変爻の官鬼卯木は世爻と同じ十二支なので、世爻に変わったとも解釈出来ます。

      1. ありがとうございます。確かにそうですね。何を取り、何を捨てるか、悩ましいです。

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