前回はマインドフルネスの効果を実際占ってみて確認しました。
現在マインドフルネス関連の書籍は、非常にたくさん出版されています。
それはそれで、盛り上がっていて大変結構なことなのですが、
どれを読んでいいかわからない
とお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、私の独断と偏見と五行易で選ぶマインドフルネス本を3冊を紹介していきます。
1.実践!マインドフルネス 熊野宏昭
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この本の著者の熊野宏昭さんは、NHKに出演されたりしているので、知っている方は多いと思います。
私が買ったのはキンドル版なんで、付属のCDは聴いていませんが、マインドフルネスについて要点良くまとまっており、その上実践方法もわかるので非常に良い本でした。
で、占いの結果がコレ↓になります。
この卦は風地観で、観る という字が含まれていますね。
実は、五行易で占う場合に風地観という卦が出ると、月日の五行の強さを見なくても、それだけで結構良い本だと判断できます。
観は観察の観の字でもあり、自分の目で観るもの(本、映画など)の吉凶(勉強になるか?おもしろい作品か?)を占った場合に大変有利な卦なのです。
その上、この卦では世爻の父母未土が単独で発動して、官鬼午火に変わります。
これは、回頭生と言って父母未土が官鬼午火から生じられる相生関係となり、父母未土をもっと強めて吉になります。
以前に紹介した卦とそっくりですね↓
2.はじめてのマインドフルネス クリストフ・アンドレ
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すみません・・
この本はまだ購入していません(汗)
ですが、占い結果では良い本 だと出たのでフライングですがとりあえず紹介しときました。
実は他にも科学系の本などを読んでおりまして、忙しくてこの本まで手が回らないのです・・
おもしろいアプローチでマインドフルネスを紹介している本なので、いずれは買おうとは思っています。
占いの結果から推察すると、マインドフルネスの基礎が良くわかり、何度も読み返せるような本でしょう。
この卦は天風姤ですね。
姤(こう)の意味は、周易では 思いがけない出会い を意味しています。
特に男性が恋愛運を占った場合は注意する卦(周易でも五行易でも)になります。
なぜかというと、陰爻1つに陽爻5つになり、一人の女性に五人の男性が群がっている様子があります。
解釈を広げると、大変もてる女性ということです。
そこから、絶世の美女というイメージにも繋がります。
この場合は本を占うのですから、非常に美しい本ということになりますね。
また、この本はモネ、ブリューゲル、マグリットなどの絵画を使って、マインドフルネスを説明していくわけですから、他の本とは違ったアプローチをとっています。
なので、美しい本であり、意外な(思いがけない)本でもあるので、卦が天風姤と表現したのでしょう。
3.呼吸による癒し ラリー・ローゼンバーグ
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すみません・・
これもまだ読んでません(汗)
ですが、この本は上記で紹介した「実践!マインドフルネス」の中で絶賛されていたので、気になって占ってみたのです。
渙(かん)は 散る ことを意味します。
イメージとしては、内卦の坎(かん)は水、川を表します。
外卦の巽(そん)は風、船を表します。
イメージとしては、川の流れにそって風が吹き、船が漂っている状態でしょうか。
水と風は両方流動的なので、散る という意味になったのでしょう。
悩みがある場合は、散るということで悩みがバラバラになって無くなってしまう暗示です。
反対に今安定した状態なら、それが散るということで、不安定な状態になってしまうことを暗示しています。
周易から見ればこんな感じですが、この本の内容に近いような感じがします。
ヴィパッサナー瞑想についての本ですから、瞑想は悩みを解消できるものなので、卦がそう表現したからでしょうか。
また、タイトルが 呼吸による癒し ですから、外卦が巽(そん)で、風の意味で、内卦が坎(かん)で、水以外にも穴の意味があり、穴から風が出入りしている、すなわち呼吸を表していると解釈できます。
実は、風水渙は五行易から見ると、上記で説明した風地観と同じで、本、学習、映画、ゲームなどの吉凶を占った場合は良い卦になります。
なぜかというと、本の意味は六親五類でいえば父母になります。
なので、判断する場合は父母を用神(占いたい対象)とします。
この卦は父母寅木と卯木が、二つ出現しており、これだけで少し強くなります。
また、日の五行が木であり、父母の五行と一致してこれも強くなります。
ですが、これだけでは吉凶は判別できません。
五行や十二支同士の相性を見なければいけないのです。
例えば、父母の五行が木で、世爻(自分)の五行が土だった場合は、木(本)が土(自分)を剋して相性が良くありません。
具体的にどう相性が良くないかというと、本が難解で理解できない、自分が思っていた内容とは違ったなどの結果になりやすいのです。
また、十二支の場合は、父母が卯木で世爻が酉金だった場合は、相冲関係+相剋関係になりますので、卯木(本)を酉金(自分)が剋しながら冲するということで、もっと良くない相性になります。
内容が酷くて読む気にもなれない、二度と読みたくない本という結果になる、要するに嫌いになるということですね。
話を戻します。
風水渙の卦の場合は、父母寅木と卯木が、世爻の火の五行を生じて相生関係になり助けになるということで非常に相性が良いのです。
また、父母が寅木と卯木の二つありますね。
これを 用神の再現 といいますが、いろんな意味が含まれています。
二重、複数、変化などです。
ここでは本を占ってますから、おそらく内容のことでしょう。
父母には情報の意味もありますから、この本を読めば様々な有用な情報(気づき)が得られるという意味になります。
あとは、何度も読み返すという意味にも理解でき、そうなると非常に学びが多い良い本という解釈にもなります。
世爻は五爻(下から五番目)にあり、兄弟巳火があります。
占った日は甲午旬になり、辰巳が空亡となっています。
空亡のことについては、↑の記事で書きましたが、世爻が空亡なるということは、周りの影響を受けなくなるということで、いわゆる 悟り の意味にも通じてきます。
なので、この本は悟りについての本ということが、卦にも現れているのです。