雪占い再び(2018.2.1~2)

明けましておめでとうございます。

2月4日は立春で占い的には年が明けましたね。

2018年もよろしくお願いいたします。

 

先週の2月1日~2日は関東に雪が降りましたね。

前に大雪の卦をアップした思うのですが、今回も雪が降るかを五行易で占ってみました。

 

それが、この卦です↓

癸丑 ( 土 ) 月 辛酉 ( 金 ) 日 空亡 - 子丑

     父母戌土 ○ 世     兄弟酉金 螣蛇
     兄弟申金 ○       子孫亥水 勾陳
     官鬼午火 ○       父母丑土 朱雀
     父母辰土 ○ 応 回頭生 官鬼午火 青竜
     妻財寅木 ’            玄武
     子孫子水 ○       妻財寅木 白虎

乾宮     乾為天(けんいてん) 地水師(ちすいし)

うーむ、かなり派手な卦ですね。

五つの爻が発動して、二爻の妻財寅木だけ静かで動いていません。

今回は非常に面白い卦になりますので、説明していきます。

 

わざわざ「2月1日〜2日に雪が降るか?」と占ったので、『雨・雪』の意味がある父母を用神とします。

卦を見ると、父母は二つあり再現しています。

世爻と応爻の父母の五行は土で、月建と同じ五行で共に動爻であり、力があります。

原神の官鬼午火も発動して、『寅・午・戌』の火の三合局を形成して、父母を生じて雪は降ります。

官鬼は午火から丑土に変わり、空亡に変わっています。

2月1日は甲子旬に入り、子と丑の空亡が明けます。

そうすれば、官鬼午火は父母を生じる事が出来るようになり、雪が降るということです。

 

この卦の面白いところは、初爻の子孫子水も『申・子・辰』の水の三合局を形成しているということです。

火の三合局と水の三合局の帝旺である午火と子水が相冲します。

 

相冲は闘争の意味があり、これは火と水の戦いです。

 

では、火と水の五行はどちらが強いでしょうか?

 

もちろん、水ですね。

 

水は火を剋して、相冲関係で午火の力を散らして弱めます。

 

そうすれば、前回の大雪ほどの雪は降らないことになります。

 

 

子孫は初爻にあります。

初爻は地面の爻位です。

子孫の五行は水であり、これは流動性のある液体を表します。

雪は積もれば、流動性がなくなります。

なので、今回は雪があまり積もらずに、水に変わるということです。

 

また、六冲卦は『 バラバラ・不安定・散らす』という意味もあり、これも雪が積もりにくいことを表しています。

逆に六合卦であれば、『動かない・接着・重なる』の意味がありますので、雪が積もりやすいことになります。

 

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