以前は五行易を使って、株で一発当ててやろうと思っていた占い師の大黒天です。
占い師は未来がわかるのに、なぜ株を買って自分自身で儲けないのか?とみなさんは疑問をお持ちのことでしょう。
それを逆手にとって、「株の未来がわからなければ、人の未来なんてわからないだろう。だから、占いはインチキだ!」という意見の方もいると思いますが・・・
株をやっても儲かる占い師と儲からない占い師がいるんです!
「え?それはあたりまえのことじゃん、一般の人でもそうでしょ。」と思われたことでしょう。
ちょっと、説明させてください。
例えば、いろいろな種類のお金の儲け方がありますよね。
サラリーマンだったら、労働の対価として会社から給料をもらう。
商売だったらお客さんに商品を売ってお金が入ってくる。
株だったら株価が低いときに買い、高いときに売ってその差額分が利益になるということです。
四柱推命では、正財(せいざい)、偏財(へんざい)という概念があります。※詳しくはググってね
日干(自分)の五行が陽(+)であれば、偏財は陽(+)で正財は陰(+)です。
正財は陰陽の関係で、陰と陽は引き合ってバランスをとる性質があります。
よって財運が安定する傾向になります。
基本的にはどこかに勤めて一定範囲内の給料をもらう感じですね。
一方、偏財は日干と同じ陰陽(+と+、-と-)になるので、激しく強い関係になり変動性があります。
たとえば、男性同士の喧嘩や女性同士の喧嘩は、男性と女性の喧嘩より激しくなりますよね。例外もあるけど・・(笑)
四柱推命の命式に偏財が有利な五行として入っていた場合は、お金がドカンと入ってくる可能性があるということです。
よって・・・
株で儲かる人々というのは、もともとそれに向いている運を持っているということです。
偏財運が強い人は株だけではなく、お金の変動性が高い商売やギャンブルなどにも向いているということになります。
反対に偏財運が弱い人は、株をやってもあまり儲けられないということです。
よって、占い師があらかじめ株が上がるとわかっていても、もともと偏財運が弱ければ、あまり儲けられません(泣)。
例えば、PCで株の売買などをしていたとします。
あらかじめ、占って株価が上がるとの結果が出て、いざ買おうとするとPCの調子が悪くなったり、インターネットに繋がりにくくなったり、急な用事が出来たりなど、様々な邪魔が入り買うタイミングを失ったりします。
偏財運が弱い人でも四柱推命や五行易で財運が良いときを選び、株である程度お金を増やすことは出来ますが長続きはしないです。
あくまで、財運が良いときだけにするべきです。そうしないと、結果的に損をすることになるのです。
あと、株をやれば儲かるか(向いているか)?、株価が上がるか下がるか?は五行易では比較的簡単にわかりますよ。