現在、十二支シリーズを書いていますが、その理解をもっと深めるためのオススメの本が最近発売されたので、紹介したいと思います。
それが、この本です。
『皇伝相性占術』林巨征 太玄社
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価格:2,138円 楽天 |
いやあ、太玄社は非常に質の良い占術本をリーズナブルな価格で出版していますが、この本も2000円ちょっとで買えるのもおかしいですね。
もっと高くても良いかなと個人的には思うぐらいです。
著者の林巨征氏は方位術の専門家であり、その筋ではたいへん有名な方です。
なので、内容はわかりやすくかつ本格的で、生まれ日の十干・十二支を使った相性術に特化した非常に濃い占術本です。
各十干・十二支別の性格も書いてあったり、相手と自分の生年月日から足らない十二支を割り出して、どう改善していくかの方法(三合会局・方位術など)も書かれていて、実践でバリバリ使える内容になっています。
また、これらの内容は十二支を主体とした占術である五行易の理解も深まること間違いなしです。
でも一番印象に残ったのは、本の冒頭部分でいきなり
「著者はこの世界に入って三十年以上になりますが、結果だけ示して、それに対する解決策を提示しない占術を排除いたします。幸福とは、僥倖はあるにせよ基本的には自分で勝ち取っていくものです。」
と、熱すぎる宣言文で「占術界のナポレオン・ヒルか?」かと面食らいました。
排除ですよ?排除、
なかなか普段は使わない言葉です。
あれ?最近某都知事が使ったような気が・・
まあ、それはいいんですけど(汗)
この文章だけで、著者の占術にかける想い、心構えがわかると思います。
ちょっと茶化した感じになりましたが、これは本当に同意します。
吉凶だけ判断しても意味がなく、仮に結果が悪ければ、どうやって凶を吉に変えていくのか?、吉であれば凶にならないようにどうすれば良いのか?、占い師が具体的に提示出来なければ、何のために占いをやっているのかわからなくなりますね。
話はそれましたが、この本は非常にオススメなので、ぜひ読んで見てください。
ていうか、オススメじゃなければ、わざわざブログに書きません。
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