前回は『未』でした。
なぜ、十二支を個別にいちいちブログで説明していくような、しち面倒くさいことをするかといえば、五行易には無くてはならない中心の言語だからであり、一つ一つの十二支を良く理解していなければ、具体的な物や事象に変換出来ないので、運の改善がピンポイントで出来なくなるからです。
例えば、未の場合は午と相合関係ですね。
未は午が月破で傷ついている場合に良く改善で使います。
未の相合で月破の傷を治して、土は水を剋するので、水の五行から午を守る作用があるのです。
今回は
『申』
です。
申の五行は『金』で、『陽』の十二支になります。
相冲は『寅』の十二支で、相合は『巳』です。
※相合する相手に対して剋する十二支は、丑・巳・卯です。
なので、子・申・戌に対しては、基本的には弱めつつ邪魔をする作用があります。
三合(会)局は『申子辰』です。
時間で表すと、申刻つまり『15時〜17時の間』です。
申月はおおよそ『8月』です。
方角は『南西』です。
※正確にいえば、南西西です。
季節は『秋』です。
※秋に対応する方局は『申酉戌』になります。
八卦に対応させれば『坤』です。
動物は『猿』などです。
具体的な自然現象・場所・物で表すと、『石・金属・鉄・車・骨・刃物・釘・道路・岩場・稲光り・音』などの意味になります。
色は『白』です。
形は『尖形・半円形』を表します。
数字で表すと『4』です。
※金の五行数は4と9です。申が陽の十二支で9になりそうですが、申は4、酉は9を表します。
人体では、『骨・歯・脊椎・呼吸器系・消化器系・耳』などを表します。
人物では、『申年生まれの人』です。