志村〇〇の卦

人の生死に関わる占いは基本的に禁忌だと言われています。普段の鑑定ではもちろん見ません。ですが、五行易では生死の吉凶は見れます。古典を見ても亡くなる例はたくさん載ってますので。

 

 

 

今回は志村〇〇が新型コロナに感染したというニュースを見て占った卦になります。

が、「コロナが流行っているこの時期にこんな例をブログに載せるのは不謹慎だ!」という不謹慎厨の方はこれから先は読まないで結構です。

 

雷火豊艮為山に変わる卦です。

まず、用神を何にするか問題があります。

あまり知らない人の吉凶を占う場合には、他人の意味のある応爻を用神とします。

でも、今回の場合は超有名人ですし、私も子供の頃から親しんでましたので、有名人の意味のある官鬼で見ても良いです。

卦を見ると、ちょうど応爻に官鬼丑土があるのでこれを用神とします。

月日が卯木で剋されていますので、占った時にはすでに重篤な状態だったのでしょう。

忌神である子孫卯木は月日と同じ十二支で非常に旺盛で発動しました。

六爻の変爻にも子孫寅木が現れて、忌神が強すぎて忌神の太過で助かるという判断する人もいるかもしれません。

が、原神である妻財午火が発動して、寅木、午火、戌土で火の三合局を形成して官鬼丑土を生じて、連続相生になっています。

なので、この場合には忌神の太過ではなく、原神である妻財午火が強すぎて弱くなる・・という見方も出来ますし、用神に生気が無いのに強い原神が生じると、弱っている植物に水をかけ過ぎて逆に腐らせてしまう・・という解釈もでき、いずれにしても良くないことです。

原神は魂、霊の意味で、重篤な場合には発動したり、変爻が官鬼になり空亡に変わるのも良くないです。なぜなら魂が肉体を離れる暗示だからです。

また六冲卦に変わるのも離れるという情報を強めます。

よって、助からないという判断になります。

 

実際は29日(辛未)に亡くなりましたが、応爻の官鬼丑土を冲する十二支であり、妻財午火と相合する十二支でした。

 

うーん、惜しい人を亡くしましたね・・

小さい頃、「8時だよ全員集合」は観て笑ったのはいい思い出です。

今回占ったのも何かの縁かもしれません。

ちなみにとなりのシムラは、凄い作品なのでぜひ観たほうがいいです。

私的には志村けん史上最高傑作だと思います。

一見地味な作品なのですが、日常の何気ない事が かけがいのないことなのだ という事を気づかせてくれます。

 

 

2件のコメント

  1. 月日が用神の死の地ですもんね・・・

    震為雷ではなく、艮為山に変わっていますね。

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