ある女性は、住んでいるマンションの北西の神社に慰霊碑が移築されたので、マンションの風水に影響があるかどうかを占い、山水蒙が風沢中孚に変わる卦を得ました。
世爻は自分のマンションで、応爻は神社になります。
応爻に建築物の意味のある父母寅木があります。
初爻は始まりで、今年移築されたばかりです。
五爻の官鬼子水が発動して応爻を生じ、官鬼は神や死者の意味があり、六爻の父母に白虎があり、意味を組み合わせれば慰霊碑となります。
爻位(こうい)
爻の順番のこと。易をコインで立卦(擲銭法)するときは、一回目は初爻、二回目は二爻、三回目は三爻・・と陰陽を記録していく。実はこの順番自体が物事の発展過程を表している。位(くらい)の意味もあるので低級から高級などの階級も表す。基本的には、①時間経過(初爻が始まり、六爻が終わり)②上下(初爻が下、六爻が上)③遠近(初爻が近い、六爻が遠い)④内外(初爻~三爻は内、四爻~六爻は外)の意味がある。爻位が表す象意は爻位象(こういしょう)、または爻象(こうしょう)という。特に六爻占術で重要視される。
官鬼と父母が同時に発動して、兄弟巳火に変わっています。
今年は巳年で変爻で応期を表しました。
父母と官鬼は世爻にとっては忌神と仇神となり、マンションの風水に悪い影響がありますが、変爻が世爻の原神である兄弟巳火に変わるので影響は軽くなります。
とはいっても、健康運(世爻)、仕事運(官鬼)が下がりますから、そのままでは良くありません。
〇〇〇を慰霊碑のほうに向けて置いてくださいとアドバイスしました。


