ある女性は翌週にある忘年会に参加して良いかどうかを占い、雷風恒の動爻無しの卦を得ました。
亥月甲辰日 空亡ー寅卯
風邪を引いてしまい治りが悪かったので、念のために参加することをやめました。
→世爻に官鬼酉金があって強く、応爻も暗動し世爻を生じて参加しても大丈夫そうです。しかし、日の辰土は世爻の原神なので、本人の気持ちとして見れて、応爻も原神で暗動して参加しようと思っていますが、世爻が日と合されて動けない暗示で、結局自らの意思で参加するのをやめました。再現した官鬼申金が白虎があって病気を暗示しています。強いので重い病気ではありません。五爻は首や喉の爻位で、金なら肺や気管支の不調です。本宮は震宮で、内卦は巽で、外卦は震で、いずれも木の五行で風邪の意味になります。
原神(元神・げんしん)
用神を生じる十二支の爻のこと。強くて発動すれば用神を生じ強めるので基本的には吉。ただし、老齢での寿命占では発動すれば凶になりやすいとされる。なぜなら原神は霊魂の意味があり、動けば肉体から霊魂が離れると解釈できるため。
合(ごう)
二つ以上の天干・地支同士が力を合わせること。和合・協力・融合・重複・接着・引き合うなどの意味を持つが、場合によっては、ありがた迷惑・邪魔・足を引っ張り合うなどの意味にもなる。干合・支合・三合(局)の種類があるが、五行易で使うのは支合と三合。

