ある男性は仕事運を占い、風沢中孚から水沢節に変わる卦を得ました。
亥月庚子日 空亡ー辰巳
ある会社の中間管理職ですが、仕事が辛いです。
→官鬼卯木は月日から生じられて、独発して回頭生で太過で良くありません。世爻を剋するのは仕事が辛い意味になります。
太過(たいか)・大旺(たいおう)
用神が月日に助けられて、動爻に生じられたりして非常に旺盛な状態のこと。古法では用神が旺盛すぎる場合には、入墓する時が応期になるとある。これは用神が入墓で弱まるためと思われるが、一概には言えない。これは限定的な見方であり、用神が強すぎる場合には陰に転じやすくなるため凶となることが多い。逆に用神が弱すぎて忌神が強すぎる場合には、陽に転じやすくなるため吉となることもあるので注意が必要である。また原神が強すぎる場合にも太過になる場合がある。
部下が反抗的で悩んでいます。
→自分より下の爻位が部下の意味になりますが、初爻は世爻の原神で月破で空亡で、助けにならず、二爻の官鬼は世爻を剋し、三爻は世爻を冲して有利なものが一つもありません。また、内卦は兌で金で、外卦は巽で木となり、下から上を剋する下剋上の形にもなります。
改善策ですが、東に◯◯◯、東南に◯◯◯◯◯を二個セットで二つ置くようにアドバイスしました。置いて一週間ぐらいで報告がありましたが、部下の反抗的な態度が緩和したそうです。

