この時期は花粉が辛いですね。五行易で花粉症の表現はどうかといえば、だいたい木と火の五行が不順な要素になります。青竜や朱雀も良く絡んできますね。青竜の五行も木で痒みやアレルギーの意味があり、朱雀は火で炎症を表しますから。また六爻は季節や暦を表しますから、六爻が良くないものでも季節系の病気を表したりします。また、月自体の五行が卦にあって不利な要素であっても季節系の病気を表したりします。
風邪も似た表現をしますが、普通の冷えからくる風邪の場合には水の五行や玄武も絡んでくることが多いです。発熱なら火の五行や朱雀ですし、今流行っているコロナウィルスだとウィルス性なので螣蛇も絡んでくるでしょう。肺炎なら金の五行が火に剋されたりとか色々あります。たまには八卦自体の象意で表現してくることがありますが経験上は少ないですね。卦の表現と八卦の象意が重なれば的中率は上がります。まあ、出てくる具体的な症状で卦は表現を変えてくるので一概には言えませんが。
六冲卦なら症状が激しくて短い、六合卦なら症状は緩やかだが長引く、反吟なら急激に症状が変化する、伏吟なら症状が繰り返すなどの表現をしやすいです。また罹ったばかりの風邪なら用神が弱くても空亡なら治りますし、用神が強くても六合卦だったり、不利な爻のみ動爻(忌神、仇神、絶、墓など)になっている場合には治りにくいか症状が悪化しやすくなります。