独り言を書こうと思ったら全然思い浮かばねえ・・とりあえず、みんなお待ちかねの五行易ワンポイントレッスンをしようかな・・あ、ふと三合局のことが浮かんだので、書いていこう・・
三合局は長生、墓の地支に助けられて帝旺の地支が強くなることですが、凶になる場合もあります。特に恋愛、結婚占の場合です。なぜなら動爻自体に心変わり、状況の変化の意味があるからですね。特に妻財、官鬼が外卦で三合局になっている場合には要注意です。外卦は外、三合局は集まる、集合、連合の意味がありますから、外で相手は非常にモテること(異性が集まってきやすい)を表し、心変わりしやすかったりしますので、安易に三合局で用神が強くなるからって安心しないように。
三合局では帝旺の地支の影響を受けて、長生、墓の五行が変化します。例えば、上図の金の三合局ですが、長生の巳火と墓の丑土の五行が金に変化します。卦中に酉金が丑土に変わり、巳火も他爻に発動していたりしたら、すべてが金の五行に変わるのです。例えば亥水が用神だったとすると酉金が原神になります。そうすれば、亥水にとって巳火は良くない五行で丑土も良くない五行です。しかし、三合局になることによって酉金だけではなく、巳火と丑土が金の五行に変化し、亥水を生じるということです。「んな馬鹿な」と言っても仕方がありません。そういうルールなのですから。まあ、でもそれはエネルギーとしての五行の面であり、元の地支(十二支)の意味は消えません。あくまで五行が変化するということです。
用神が動爻が応爻を生じる場合には、無情といって他人に興味が向く意味になりますので、いくら用神が強くて発動しても、凶になりやすいです。あ、でも発動しない場合には無情になりませんよ。上記の三合局の場合も応爻を生じてしまえば、他人、他所に移動してしまう、奪われてしまう暗示で出世運、金運も恋愛運も基本的に凶になります。五行易では五行のエネルギーがどの爻に流れていくかは重要なポイントなので、気をつけて判断するようにしましょう。
64卦シリーズを読んでいる人ならわかると思いますが、用神の強さに関わりなく、不利な組み合わせの卦というものがあります。卦の格(地位、身分)の違いと言いましょうか(泣)。これを知っているのと知っていないのとでは雲泥の差です。恋愛運ならこの組み合わせが良い・悪い、仕事運ならこの組み合わせが良い・悪いなど歴然たる差があります。これはしょうがないです。それがないと運が悪い状態を表現できないからです。悪い運を請け負っている人がいるから、運が良い人もいるようなものです。しかし、占う内容によっては普段悪い卦が有利になる場合もありますので、油断できません。これは人も同じでしょう。