まあ、よくこんな難しい占いを14年も続けたと思います。あ、そんなこと言っちゃ読者のやる気を削いじゃうか・・でも難しいから14年もやれているかも・・毎回新しい発見があるし・・ん?、なんか痒いな・・あれ?塗り薬がない・・ということで占例です。
湿疹が出たので、チューブ入りの塗り薬を塗ろうと思って、探しましたが見つかりません。
「塗り薬は見つかるか?」と占い、山沢損が地天泰に変わる卦を得ました。
薬なので子孫を用神とします。
子孫申金は伏神で隠れて、月から剋されて日と同じ五行で、バランスがとれています。
飛神である世爻の兄弟丑土が発動して進神で、子孫を生じて良いです。
しかし、変爻が空亡になり不利です。
六爻の官鬼寅木が発動しています。
子孫申金を冲して外に出す感じで、これは良い作用の動爻です。
これなら見つかりそうですが、実際は違いました。
2、3日探しても見つかりませんでした・・
これはなぜでしょうか?
まず、世爻の兄弟辰土が進神だけど空亡に変わります。
兄弟は出費、損の意味があります。
空亡に変われば、見つけるのを諦めることです。
六爻は最後の爻位です。
終わり、ダメになるという暗示で、寅木が申金を冲して隠れたところから出そうとしますが、回頭剋に変わり力を失います。
変爻は子孫酉金で、子孫申金とは別の薬を意味します。
六獣が青龍で新しいという意味で、世爻の兄弟と意味を合わせると、お金を出して新しい薬を買うということです。
結局、数日探しましたが見つからず、薬局で新しい薬を買いました・・・
・・・・・それから3ヶ月ほど経ったある日(酉月亥日)、私は占いの本の整理をしていました。
すると、奥の方から探していた塗り薬が出てきたのです。
すぐさま卦を見返すと、六爻の変爻が子孫酉金に変わって今月の地支と一致して、日は亥水で官鬼寅木と相合する地支で、応期のルールに合っていました。
まあ、薬が見つかってもすでに古くなっていたので、結局捨てましたが・・(笑)