脳内独り言っていうタイトルですが、本の紹介が多いことに気がつきました。やっぱ本はいい。脳内独り言シリーズでさらっと紹介しているいくつかの本は、人生を変えてくれるぐらいの力がありますよ、ほんとに。
ペイフォワード(pay it forward)という言葉があります。意味はリンク先に飛んでもらえばわかりますが、要するに「他人によいことする」ということです。これが占いと何が関係あるかというと大有りです。以前ブログで五行易の上達には「セルフイメージが大事」と書きました。なぜなら自己評価が低いとちょっとのマイナスで挫折してしまうからです。それで最初の話に戻りますが、他人によいことをすれば、自己評価を簡単に上げることができます。自己評価が高くなればセルフイメージも良くなります。なので、私はこのブログで他の占い系のブログでは普通では書かないテクニック的なことも詳しく書いてますし、少しでも読者の理解を深めるために定期的に更新しています。結局、占いの究極の目的の一つとは「自分や他人の苦しみを解くこと(抜苦与楽)」なんでしょう。
学ぶのが苦痛だった五行易が急に面白くなってきたのは、改善法を使い始めてからでした。卦を読んで判断するだけでは、ほとんどがネガティブな内容(陰)になりがちで希望(陽)がないからです。ある程度改善出来るかも・・って思えればやる気も出てきますよね。なので、私の場合には象意や応期をある程度判断できるようになる前に、改善法を覚えるほうが早かったです。なぜかといえば、五行易の改善法は十二支を良く使うからです。良く使うということは、卦を見て良く考えるようになるということです。例えば、用神が戌土で月破で弱かったとします。そうすれば、月破を解くのは相合関係の卯木が候補にあがりますが、卯木は月破を解くことはできても、土の五行を剋してしまいます。となれば、もう一つの候補である戌土をそのまま使えば月破を解くことができるので、戌土を使えばよいということになります。しかし、戌土が用神となれば原神は火の五行です。戌土は火の墓になりますので、火を弱めてしまいます。ではどうしたら良いか?・・という感じで、パズルを解くように考えを深めていくことができます。そのことを繰り返すことによって、結果的に十二支の特徴や作用を理解できるようになるのです。