アイルトン・セナの命式を読む

前回の命式は赤い皇帝ことミハエル・シューマッハでしたが、今回は音速の貴公子ことアイルトン・セナになります。

 

1960年3月21日2時35分生まれ

日干は戊です。前回のシューマッハと少し組み合わせが似ています。もちろん戊を助ける五行が少ないなので弱めです。己と丑がありますが、小山内式だと陰の五行なので日干を助ける力は弱いと見ますし、盲師派だと湿の土で燥の土である戊を強めません。また、月支が卯で日干を剋する支であり、これから見ても日干は弱いです。

シューマッハも弱めだったので、生じて強める火の五行が良いものでした。なので、セナも火が良い五行になります。シューマッハと違うところは金の五行(食傷)が少し多いことです。食傷は自らが生じるもので自分が追い求めるものです。丑が時支にあり金を入墓させて、年支の財と合してお金の意味が付加されます。丑の上は癸で日干の戊と合して引っ張ってきてこれも欲しいもので、自らが追求することによってお金が入ってくる暗示でもあります。

小山内式で見れば、日干には財(癸)と食傷(金)と己(土の五行なので自分と捉えられる)に官殺(木)が隣接しています。ということは、火の五行が巡れば五行の調和と通変の調和(食傷と印)の調和がなされて発展します。実際、1984年(24歳)の辛巳の大運にF 1デビューしましたが、初の年間チャンピオンは壬午の大運である1988年(28歳)まで待たなければなりませんでした。辛巳だと食傷(金)と印(火)の調和になり、特殊な才能は冴え渡るのですが結果が出ません。

成功するには、官殺(木)と財(水)の調和が必要です。となれば壬午の大運は壬が財として巡ってきますから、隣接する官殺(木)と調和して有利になります。また午は火の五行であり、印と食傷の調和もありつつ、日干を強めて五行の調和にもあるので、チャンピオンになれたのでしょう。1991年(31歳・辛未)の総合チャンピオンを最後に勝てなくなります。これはなぜかといえば、翌年から壬申年になって火の五行が弱まり、もともと壬午の大運は天干が水で、火が弱まりやすかったと考えられます。

1994年(甲戌・34歳)のレース中に事故死のことですが、事故は突発的な出来事のために四柱推命ではなかなか予測が難しいです。ただ、壬午の大運中なので午は戊の羊刃で、年支の子とは冲し、月支の卯と‪相破、時支の丑とは‪相穿‬で地支が軒並み打撃を受け、不安定な大運中だったのは確かでしょう。また、その年は天干が甲で日干を剋する五行で、戌は燥土ですが盲師派では戊を墓に入れて日干が弱くなる年でした。

 

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