五行の意味(金)

前回は土の五行でした。

今回のテーマは『金』の五行です。

 

ダイレクトに『金』の五行は金属を表すこともありますが、正確には

 

 

金みたいな性質がある気(エネルギー)

 

 

ということです。

 

・金は『従革・じゅうかく』の性質があります。

※従革とは革があらたまる事を表し、規範に従い形があらたまって器になる、すなわち役に立つものに変化することを意味します。金属は火を使い加工し、役に立つものに変化します。なので、金の十二運の長生は巳火なのです。

 

・金は木を剋して切り倒し、土中で出来るので土に生じられ、火に溶かされ剋されます。

 

※金の五行は水を生じますが、生じた方の五行(金)はエネルギーを漏らされて消耗し弱くなります。また、金と金が出会えば、同じ五行ということで、助けられて強くなります。

 

・金は硬くて清純的な資質で、殺気があって鋭い性質があります。

 

・色は・・

 

・・めんどくさいので、図を貼ります。

 

・時間と季節は、下の図を確認して下さい↓

 

・六獣は白虎になります。

青竜と痛みと快楽(六獣・六神)①

・八卦では乾(けん)と兌(だ)です。

※ちなみに八卦も陰陽があります。乾が陽で兌が陰です。

 

・天干は庚(陽の金)、辛(陰の金)です。

 

・地支は申(陽の金)、酉(陰の金)です。

※陰と陽で意味が変わってくることがあるので注意が必要です。

基本的には陽が大きくて積極的、陰が小さくて消極的な性質があります。

 

・身体で表せば、肺(五臓)と大腸(六腑)を表します。

※また、気管、呼吸器、鼻、骨、歯の意味もあります。

 

・金が強ければ、骨と肉付きのバランスが良く、がっしりとした貫禄のある体型です。

 

・土の五常(五徳)は義であり、いわゆる義理の義で、男気の意味があります。

 

・性格は、果敢な性格で義理堅くお金よりも友情を取ります。

※金が強すぎる場合、勇気があるが判断力が弱く、欲張りで人を騙します。弱すぎると、背が低くケチで同情心が無く淫らで戦闘的になります。

 

・場所、事象では、金属、硬い物、釘、刃物、機械、車、工芸品、道路、橋ビル、金融、権力、政府、裁判所、円形を表します。

 

・飲食関係では、米、桃、鶏肉、卵、辛い物を表します。

 

・仕事では、金融、公安、検査、監察、法律、マネージャー、自動車、交通、武術、スポーツなどの体を使う仕事、警備、軍隊、木材加工などです。

 

・風水的には、道路、橋、石、ビル、工場、金属製の物など表します。

 

いったい何が吉凶を決めているのでしょう?

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