前回の更新から間が空いてしまいました・・・
マインドフルネスきっかけで知った 呼吸による癒し を参考にしつつ、ヴィパッサナー瞑想を毎日30分づつ行って、2週間ぐらいになりましたが、
効果がヤバイです。
では何がヤバイのか?
私の体験からの理由をさっそく説明していきましょう。
・悪夢(予知夢)を見なくなった
・心が落ち着いてきた
・音楽に対する執着、知識に対する執着が無くなってきた
・あまり感情的にならなくなってきた
・現実に無常観が出てきて、生きているのに意味が見出せなくなってきたが、生きていること自体はおもしろく感じるようになってきた
・思考するのがおっくうになってきた(いかに今まで考えすぎていて、それが疲れる原因になっていたのに気づいたから)
・欲望が減ってきた
・今、ここに集中できるようになった
・以前は行動しないと満足感が無かったが、別に行動しなくても呼吸に集中していれば満足感がある
・瞑想中、視野の左上に若くてイケメンのブッダの美しいヴィジョンが現れるようになった(魔境かもしれない・・)
以上のことから、当然ブログを書こうという欲望も無くなってきて、結果的に間が空いてしまったのですね(汗)
ブログ自体は書くことなので、表現活動の一つに入ると思うのですが、その表現自体をしようと思わなくなるということです。
だって、自分の呼吸、身体の感覚、感情、思考、心の動き、現象を観察しているだけでおもしろいのですから。
もう一つ理由があります。
仏教そのものに興味を持ったので、そもそも小乗(上座部)、大乗仏教とは何か?を知りたくなり、基本的には仏教では禁止されている占いを使って本を選んで読んでいたのです(笑)。
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この三冊は非常にヤバイ本です。
何故ヤバイかというと、著者の佐々木閑、魚川祐司の語り口ですね。
いかに日本の仏教がもともとの仏教の教えからかけ離れてしまったのを、豊富な知識と見識眼を使いビシバシ説明していきます。
そこまで言っていいのか?ということを平気で切り込んで、虚飾、欺瞞、勘違いなどをガシガシ剥いでいきます。
読んでいてハラハラして、これはもう
一流のエンターテインメントですね。
下手な映画や小説よりおもしろいです。
ブッダの教えというのが、もともと人生(輪廻)という物語性からの離脱ですから、人間の作った物語を超えるのは当然でしょう。
実は、これ五行易の世界観とも通じるところもあるんですよね。
五行易は基本的に五行、十二支のエネルギーの関わり合いで吉凶を見て行きますから、それ自体はただのエネルギーの状態を表しているだけで、意味がありません。
卦にはもちろん、占った人の感情やら状況やら表れます。
人間関係に悩んでいるとか、恋愛がうまくいかないとかのいろいろな悩みです。
でも、それは
ただの記号(数値)です。
物語(意味)を作るのは人間です。
意味は感情を伴った思考が作ります。
それをただ数値化して表すということです。
物語を五行や十二支に数値化したもので、その物語がどう展開していくかの吉凶を推し量っていくのです。
五行易(他の中国系の占いも)に上達してくると、
物語を超えた世界がある
という認識であり境地になっていきます。
まあ、これは私の個人的見解なので、人によって相違点があるかもしれませんが・・
でも、似てると思いません?
・・・
・・・
話を戻します。
上記の三冊を読むと、確実に仏教に対するイメージが変わり、一般の僧侶の方を見る目が確実に厳しくなっちゃいます。
仏教がもともと非常にヤバイ思想であるというのが良くわかると思うので、興味を持った方はぜひ読んでください。
私は占い師なので、あんまり関係ありませんが・・
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