『なぜ今、仏教なのか? 』ロバート・ライト

凡人(私を含め)こそ本を読め!と常々考えています。ネットでは要点だけまとめた説明が氾濫していますが、そんなもん短期的に覚え理解した気分になるだけです。本質的に理解するには本を読む時間の長さが必要です。ではなぜその長さが必要かといえば、著者の思考の追体験することで「なぜその結論に至ったか?」までのプロセスが分かるようになるからです。これによって著者の思考を結果的に自分の血肉とし、その結果内面が変化することが出来るのが本のメリットです。本がいらないのは、一部の天才だけですよ・・

 

『なぜ今、仏教なのか?/ロバート・ライト』という本を読みました。しょっぱなから映画マトリックスの赤い薬に言及しているのは笑いましたが、正直この本は刺激的で面白いです。簡単にいえば「進化心理学+仏教」という内容なのですが、その序盤にすでにかなりキツいことを書いています。

 

・・しょせん、自然選択は私たちが幸せになることを「望んでいない」。ただ私たちが多産であることを「望んで」いるだけだ。私たちを多産にする方法は、快楽への期待を狂おしいものにしつつ、快楽そのものは長く続かないようにすることだ・・・・・自然選択の仕事は遺伝子を拡散する機械をつくることだ。

 

うーん・・これは。そこまで言わなくても・・(笑)確かにそうだとは思いますが・・。

これは序盤の文なので、この著者の進化心理学バリバリの視点から、これがマインドフルネス瞑想を行うことによって、著者がどう気づきを得て変わっていくか?というのが、この本の大まかな流れです。

話題のなっている本なので、各種ブログやサイトにてブックレビューの記事はありますから、詳しい内容を知りたい方はそちらを読んでいただいて(本当は実際に読んだほうがいいと思いますけど)。

私の場合、本を買うときにはには十中八九、五行易で占ってから買います。

これがその卦です↓

父母を用神とします。

父母亥水は再現していますので、世爻にあるほうを用神とします。

月からは剋されて、日とは同性五行でバランス状態で強さの判別がしにくいです。

三爻に原神である官鬼酉金が発動しました。

月から生を受けて強くて独発して、父母亥水を生じて吉です。

回頭剋になっていますが、日は子水であり、変爻の午火が冲されて回頭剋ではなくなります。

しかも、世爻にあるので自分がこの本を気にいる、身につくことを暗示しています。

なので、判断は吉になり買ったほうが良いです。

 

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