五行易初心者のころは、余裕がなくて卦ばっかり見て吉凶を判断してしまいがいちですが、『これから占おうと思っている時』『占って判断している時』の周りの状況は重要です。
なぜなら、周りに起こる現象によって吉凶が変わってくるからです。
特に他人から頼まれて判断する場合には、注意して観察しなければなりません。
たとえ用神が強かったとしても凶になる可能性があり、用神が弱かったとしても吉に転じることがあるのです。
かといってそんなに難しく考える必要はありません。
基本的には、
気分が悪くなる現象→凶(陰)
※邪魔される、怒鳴り声や泣き声が聞こえる、物が落ちる、物が壊れる、物が倒れる、悪い影像やニュースが見える、汚いものが見える、不安になることが起きる、周りが暗くなる、など
気分が良くなる現象→吉(陽)
※スムーズ、笑い声が聞こえる、好きな音楽が聴こえてくる、良い影像やニュースが見える、美しいものが見える、嬉しくなるような事が起きる、周りが明るくなる、など
だと覚えていれば良いです。
あとは上記の現象が
ふい(不意)に起きた時
には特に注意してください。
では、周りに何も起きない場合にはどうすれば良いでしょう?
それは、卦が十分に吉凶を表している場合が多いので、そのまま卦だけを見て判断すれば良いです。
でも最初の頃はあまり感覚がつかめないでしょうから、とりあえず占った時の卦とその時に周りに起きたことをノートやメモで記録していけば良いです。
それを占いの結果が出てから確認していくことを繰り返してください。
そうしていけばだんだん感覚がつかめてくるので、判断に生かせるようになってくるでしょう。
ここまで、書いて気付いたことがあります。
以前夢占いの記事を書いたと思いますが、周りの現象を占いの判断に生かすやり方は、夢占いで示した条件と似ていました。
やっぱ、占いって面白い。