続・不運にあったときの対処法

前回の続きです。

 

強度行動障害を持つ利用者さんに対して、よほど大きな問題行動ではない限り、私は なかったこと にしていました。

すると、結果として問題行動自体が減ってきたことは前回までの話でしたね。

 

これはどういうことかというと、引き寄せの法則では、自分がある思考に対して感情を抱いたら、その感情に伴った出来事が引き寄せられるということでした。

利用者さんも問題行動に対して、対応する支援員がマイナスの感情を抱いてしまうと、問題行動自体が引き寄せられるということです。

それを繰り返していると、利用者さんの問題行動が延々と自分に引き寄せられてきます。

潜在意識は強い感情を伴った出来事を記憶しやすいので、問題行動に対しての悪いイメージが刷り込まれてしまうのです。

 

「じゃあ、マイナスな感情を抱かなければいいじゃん」という答えが返ってきそうですが、

これも難しいです。

いちいち、問題行動が起きた場合にマイナスの感情をプラスの感情に変えていくのは至難の技です。

一般の仕事に比べて福祉職は、利用者さんや他の支援員と関わる頻度が多くなるので、どうしても感情が反応してしまうことが増えます。

 

また、強度行動障害は一般常識ではありえない行動をしてきますので、いちいちきちんと対応していくのはかなりキツく、精神力の消耗が半端ないのです。

よほど感情が安定した人でも、怒ったりすることはザラにあります。

これを職務怠慢だとは私は思いたくないです。

支援員も一人の人間なのですから。

 

なので、私が支援員としての仕事では、潜在意識に悪いイメージを刷り込まない為に小さい問題行動はほっとくことにしました。

いちいち記録もしません。

記録をするということは、自分の潜在意識に対しての刷り込み(記憶の強化)を強めますし、他の支援員とその問題行動を共有するということです。

そうなれば、ますます利用者さんも支援員の共有イメージに対して引き寄せられ、問題行動を強化していきます。

私はその悪循環を断つために、細かい問題行動はなかったことにすることにしたのです。

 

このままだと誤解を与えそうなので、補足の説明をします。

細かい問題行動を無視するという意味ではなくて、基本的には 細かい問題行動を認識しつつ あえてなかったことにするのです。

もちろん、大きな問題行動や今後に繋がりそうなサインであれば、記録して支援員間で共有して、今後のサポートの参考にしていきます。

 

この ” なかったことにする “ というコツは、細かな問題行動に対していちいち自分のマイナスの感情を動かさないということです。

でも、それも難しいこともあるでしょう。

 

では、どうすればいいのか?

 

それは・・

 

 

利用者さんを信頼する

 

 

ということです。

 

 

 

続く・・

 

 

 

 

 

 

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