五行易占例:椎間板ヘルニアの女性(山火賁)

ある女性はこれからの仕事運を占い、山火賁火天大有に変わる卦を得ました。

 

酉月庚寅日 空亡ー午未

新しい上司との相性が悪くて困っています。

→世爻(自分)の官鬼卯木があって、仕事のことで悩んでいます。官鬼は月破で、応爻(相手)も上司の意味で、発動して官鬼を月破にした酉金に変わっています。となれば、相性は悪いです。世爻と相合するのは、新しく(初爻)自分を管理する人という意味です。二爻の兄弟丑土も発動して、五爻も上司の爻位で、子水と相合していますので、これも上司の意味があります。兄弟なので、自分の邪魔をする意味になります。

官鬼(かんき)

六親五類の一つ。我(本宮の八卦)を剋する五行になるので、我にとってはもともと嫌な五行を表す。管理・拘束・規定・名前・官職・政府・夫・災い・忌む・病気・怪我・死者・霊などの意味を持つ。

兄弟(けいてい・きょうだい)

六親五類の一つ。我(本宮の八卦)と同じ五行なので自分と同じ立場を表す。そこから兄弟・友人・同僚・同級生・自我・ライバル・邪魔・競争などの意味になり、妻財を剋することから損・出費・盗難などの意味になる。

 

椎間板ヘルニアで、腰に痛みがあります。

→世爻が卯木で月破です。白虎で病気があります。卯木は神経の意味があり、三爻(腰)の忌神である子孫申金も日に冲されて堤抜されて、金は骨関係ですから、骨が神経を傷つけている意味で、椎間板ヘルニアになります。青竜も痛みの意味があります。

堤抜(ていばつ)

伏神が助けを得て出現すること。伏神が堤抜される基本的な条件として、・伏神が飛神を剋する・飛神が伏神を生じる・飛神が空亡や月破になり弱いこと・伏神が強くて日に冲されたり、動爻に冲されることである。反対に不利な組み合わせは・伏神が飛神に剋される・伏神が飛神を生じる・伏神が空亡や月破になり弱い・伏神が日や動爻に冲されたりすれば、隠れたところから出やすいが、出てしまえば月日他の不利な影響を受ける為、凶になりやすい。基本的な考え方としては、伏神と飛神の力比べと思えばわかりやすい。伏神の状態の時は隠れている為、基本的には他の影響を受けづらい。伏神が強ければ出現しても活躍でき、弱い伏神が出現してしまえば、ますます活躍出来ない。

 

 

 

 

 

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