五行易占例:明日、大雨は降るか?(乾為天・天気占)

台風の影響で翌日は大雨だそうです。予報通りに大雨は降るかどうかを占い、乾為天天風姤に変わる卦を得ました。

 

 

大雨が降るか?なので、父母を用神とします。

父母戌土、父母辰年、初爻の変爻である父母丑土、全部を見ていきます。

父母は土で月日は金と水で、生じられても剋されてもいません。

日の子水が官鬼午火を冲して暗動させています。

暗動(あんどう)

暗中に動く意。静爻が月から助けられて、日の十二支に冲されれば、その爻は動爻と同じような働きをする。また、月破や月から剋されてなければ、暗動が成立する場合も多い。

 

火が暗動すれば、父母を生じることができるので、雨は降ります。

しかし、原神の官鬼午火も弱めで、父母も強くないので大雨は降らないでしょう。

初爻は初め爻位で、子孫が独発して父母(雨)丑土に変わって、翌日の丑日に雨が降ることを表しています。

独発(どくはつ)

一つの爻のみ動爻になること。独発は重要な働きであり、用神に関係ない爻が独発したとしても無視できない。特に独発になった爻のエネルギーがどの爻に向かって行くかに注目する。相生相剋も見るが、冲と合・十二運(長生・病・墓・死・絶)も重要になる。また、占った事柄より別に重要なことが起きるのであれば、そちらを優先して表す働きもあるので油断できない。吉凶・応期・原因・性質・象意などを良く表す。五行易は独発や太過を上手く判断できないと、的中率は落ちてしまう。

 

兄弟が風の意味になり、五爻にあって強いですが、空亡になり、静爻で風もそんなに強くないでしょう。

 

 

結果

多い時で1時間11ミリの雨量で予報よりだいぶ少なく、風は最大4メートルでそこまで強くありませんでした。

全体の流れとしては、翌日(丁丑日)丑刻ぐらいから雨が降り出し、卯刻ぐらいから強い雨、辰刻、巳刻は強めの雨、午刻、未刻は雨の勢いが弱まり、申刻に小雨で、酉刻に雨が止みました。

 

 

 

 

コメントを残す