まだ五行易的に年が明けるのはまだ先ですが、一応大晦日と言うことで、今年の締めのご挨拶をさせていただきます。
今年は乙巳年ということで、乙は陰の木で、巳は陰の火になります。四柱推命の命式で木や火の五行が好きな人にとっては悪くなかったと思いますが、嫌いな人にとっては辛いことが多かったと思います。
私にとっては巳は吉と凶の両方の影響がありました。私の命式では巳は嫌いな五行ではないですが、他の十二支のとの組み合わせで悪い意味にもなる感じです。
巳は火の五行ですが、申と相合すれば水に変わることもあるし、寅と申があれば三刑になるし、巳酉丑の三合局の一つなので金を強めることもあるし、巳(蛇)のイメージ通りに変化が大きい十二支ですね。
もちろん、巳年の年運は五行易で占っていますが、巳が太歳で卦の中に入り、動爻で世爻を生じつつ、寅と申があり三刑になって、良い面と悪い面が両方現れていました。
まあ、何事も反転しやすい年だったのかもしれません。良かれと思って行動したことが裏目になり、悪い出来事だと思っていたことが運を変えるきっかけになったという感じです。
来年は丙午年(2/4の立春〜)ですが、丙は陽の火、午も陽の火ということで、エネルギーが陰より強いです。かなり極端な作用が出やすいので、火の五行が好きな人にとってはイケイケになりますが、嫌いな人には我慢の年になりそうです。
